炉のシーズン最後の稽古をしました。
来月からは炉を塞いで10月までは風炉の点前になります。
今日は皆揃って例会を開きましたが、その中でおひとり素敵な着物姿の方がいらしたので写真を撮らせていただきました。
着物はお母さまから譲られたという地味な茶系の小紋に、季節の花をあしらった帯がなんとも素晴らしいものでした。
この帯にはどんな花も負けてしまいそうですが、今日の床の間のお花、そして、庭の片隅に咲いた二輪草もご紹介します。
そろそろ、藤の花も開き始めましたが、これからは次々に咲く花を楽しめるシーズンになり、ワクワクしています。
さて、花とは全然違う話なのですが、先日散歩の途中ですごいものを見ました。
国道246号線の大橋の歩道橋から見た景色です。
帰ってからインターネットで調べたら、高速3号渋谷線と中央環状新宿線と品川線をつなぐの大橋ジャンクション工事でした。
なんとその大きさは国立競技場のグランド程もあるとか。
実はわが夫婦が新婚の頃にこの近くに住んでいて、道路はまだ高速道路ができる前で、東急玉川線の路面電車が走っていました。
ちょうど目黒川沿いにその路面電車の車庫があり、それ以外には特別見るべきものもない地味なところだったのですが、久々に中目黒から歩いてみたら、すっかり様子が変わっていて、そのとどめをさすように、この巨大な建築物を創造中で、高速道路はやがてもう一段増えて巨大なループができつつあります。
時間があったら毎日でも出かけて工事の進捗状態を見たい気がしますが、出来上がるのは平成21年だそうですので、気がついたら開通しているということになりそうです。
それにしても、日本の技術力はすごいです。