花の命

障害者が花を生けたり、パステル画を描いたり、七宝焼きをやったり、ちぎり絵を作ったりしています。

綿で描く三原色6色のパステル画

2016-04-29 16:48:42 | パステル画
【綿で描く三原色6色のパステル画】

この描き方は、ドイツのシュタイナー(1861~1925)の教育芸術を学んだ

臼田さかえさんの水彩画講座の体験を礎とし、同じくシュタイナーの芸術療法を

学んだ内田庸子さんの、綿で描くパステル画を応用して、小菅昌子さんが考案した技法です。

ちぎった脱脂綿でパステルをこすり取り、赤、青、黄色の色彩をハガキの上に広げ、

色同士を混ぜ合わせて、様々な混色を自分で作り出すことが出来ます。

脱脂綿でパステルをこすりとって、紙に塗ることにより、柔らかく温かい感じの絵を

描くことが出来、ぼんやりとしているからこそ、描いている時も、仕上がった絵を見る時も、

心が癒されると言われます。

①三原色6色の意味

  パステルが6本だけでよい手軽さ、6色が様々な色合いを生みます
  
  赤、青、黄の暖かい色合いと、冷たい色合いの2種類の色

②綿で描く

  綿という柔らかいフアフアしたものを手にすると、誰もが自然と安らいだ気分になります

  カット綿は使わない

  綿で描くので色は淡く、輪郭はぼやけ、形もはっきりしません

  大事な事は輪郭線を描かない

③ハガキに描く意味

  ハガキと言うちいさな画面なら、すぐに完成させる事ができます

④テープの痕――ふちどり

  このふちどりの白がくっきりと美しく引き立たせてくれ、どのような色彩も味わい深い作品に

  見せてくれる

⑤色と形

  黄色は光や明るさ、青は水や大地や空の暗さ、赤は生命の熱



小菅先生は、資格を問題にしませんが、この絵の本質をよく理解し、ある程度の技術を

持った方が教えるのが一番だと思います

【響き合う色】という本に出ている絵を、自分で描いてみてから

教えると良いと思います

ただ教えるのではなく、こういう絵の本質をわかって欲しいのです


こういう私でも、もう12年も先生に習って絵を描いています




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