デジブック 『皇帝ダリア』

デジブック 『皇帝ダリア』

５月１８日号

シャクヤク
ヒラドつつじも終わりを告げて今、出番がきたという感じで、誇らしげにシャクヤクが咲いています。放任主義で手間を掛けず、何も手入れしていないのに、美しい花を咲かしてくれるのは、本当にうれしいことです。
この花は栽培に特徴があり、９月上旬ごろまでに地上部が枯れると葉からの来年の芽に移行する養分が十分でないため、来年は花が咲きません。
したがって切花用に葉を残さないで収穫すると同じ結果となる。
私はこれを守って、切花は上の方だけ切り取り、夏も朝夕せっせと水をやり、枯らさないように気をつけています。寒いときは葉が枯れるので、それまではがんばります。

５月２日号

今が見ごろのモッコウバラ
6ｍにも伸びるので、アーチ仕立てなどが好いようですが。我が家では放任主義です。トゲもなく、花茎2～3ｃｍの八重咲きの房咲です。
ボタンの花も終わり、いま、咲き誇っています。
一季咲きなので咲くのは、春のみです。耐寒、耐暑ともに強く、花後のきりつめだけです。忙しい毎日でもこれだけは欠かせません。

４月２８日号

今年は11咲きました
ボタンは昔から花王とか、花神などといわれてきただけあって、その豪華さと気品は他の花を圧するものがあります。
今年は１１年目で我が家の庭で咲き誇っています。道行く人も眺めてくれて花も威張っているようです。毎年花の数か゛ひとつずつ増えると聞いているが、まんざら間違ってもいないようです。三田永沢寺のボタン園では、今は見ごろだと思います。
ほころび始めたボタンの花は、その命が短いだけに、いっそう魅惑的に感じます。
「立ては゛シャクヤク、座ればボタン」という句は有名だが、ボタンは枝別れして横張りになり、シャクヤクは枝分かれしないで、茎がまっすぐに立つから、それぞれ美人のすわった姿、立った姿になぞられたと言われています。それにしても、咲き誇る姿は最高です。