7月8日が結婚記念日な私たち夫婦、今年で25年の銀婚式でした。
7日が夫の休みだったので、挙式させていただいた下鴨神社さんへお参りと、
披露宴させていただいた下鴨茶寮さんへ食事に行ってきました。
25年前の当日の早朝、今は亡き母と二人で、この糺の森の道を歩いたことを思い出します。
下鴨茶寮さんには、予約の時に銀婚式のお祝いなのですとお伝えしておいたところ、
個室をご用意してくださいました。
お箸置きが水引の鶴。
お祝い膳のメニュー。
車海老と野菜の盛り込み。いつもここの前菜は、食べると、体内の血が綺麗になってゆく感覚です。美味!
若鮎の塩焼き。ほろ苦さがビールにとても合うのです!
これは献立には書いてなくて、お店からのお祝いのお赤飯なのです。嬉しいなあ。実は器は景徳鎮。
牡丹鱧。お出汁がね!もう、このお出汁ったらね!!!五感で感じる美しさ。
鯛、鯵、剣先イカのお造り。黄色い花のついた小さなきゅうり。こんなに小さいのにしっかりきゅうりでした。
イカと鯛はお塩でいただきました。
冬瓜饅頭。25年前の披露宴の時にも出していただいたお料理です。懐かしい!
加茂茄子と牛フィレの唐揚げ。ああ、加茂茄子!大好き!そして牛フィレの唐揚げ、美味しすぎ!粉醤油でいただきました。
蒸し鮑とトマトの旨酢餡掛け。鮑とトマト、初めての組み合わせ。合う。お酢の餡がまたさっぱり。
しらすの釜炊きご飯、お漬物、焼き茄子のお味噌汁。このお味噌汁が絶品でした!おかわりしたかった!土鍋のご飯も完食!
じゅんさいのあんみつ。これはびっくり!じゅんさい、デザートになるんや!!
そしてラストのお茶請け。時計周りに12時の方向から、蘇、寒干し大根の赤ワイン煮、国産レモンのキャラメル、
無花果のバター風味、バナナの羊羹、黒豆チョコレート。
手の込んだ小さなお菓子たちのそのお味は、驚きの連続です。
お部屋のしつらえもそうですが、お料理の器のひとつひとつが、とても贅沢なものを選んで下さっていて、
お店の方のお祝いの気持ちがひしひしと感じ取れました。
本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ご縁というものを、やはり大事にしていこうと、この日改めて思いました。
お店の方に見送られ、いつものコース、出町柳の商店街へ。
この日は七夕とあって、あちらこちらに笹飾りがあり、短冊に願い事を書いて吊るすことが出来るようになっていました。
私もふたばさんの笹飾りに、短冊吊るしてきましたよ。
ふたばさん、相変わらずの行列でした。暑くても売れる豆餅。すごいねえ。
そしてバスに乗って四条まで。
鉾建はまだ日がありましたが、新京極の提灯が、祇園祭のムードを盛り上げていました。
錦に寄って、鱧の皮を買いました。
そこから先日オープンした東急ハンズまで移動。
ここで長居しすぎました。(笑)
京都駅まで戻った時にはすでにクタクタ。
伊勢丹の地下で、晩御飯を見繕って帰宅しました。
ひと休みしてお風呂に入って上がってみると、夫が錦で買ってきた鱧皮と伊勢丹で買ったきゅうりで、
三杯酢和えを完成させてました!偉いなあ。
梅酒で乾杯です。
25年、ありがとう。そして明日からの26年目もどうぞよろしくです。
は~。とてもとても贅沢な1日でした。
下鴨神社で買った、ヤタガラスのハンカチ。可愛かったので。
そして、下鴨茶寮さんからお土産に、いただいた粉醤油。ありがとうございました。
次回は5年後、30年のお祝いに行けたらいいな。
また、ちまちまと貯めていかなくては!がんばろう。