なあ,ニルヴァ
なに,お兄ちゃん
なに,お兄ちゃん
ハミル「ニルヴァは好きな人いるのか」
ニルヴァ「ちょっと,やめてよ,内緒よ」
ハミル「兄として知っとかないと」
ニルヴァ「やめてよ,レディのプライベートに踏み込まないで!」
ハミル「じゃあ,どういう男がタイプなんだ」
ニルヴァ「私より弱い人よ」
ハミル「弱い人」
ニルヴァ「そうよ,ちょっといじわるするの,やめてよー,これが好きなの」
ハミル「趣味悪くないか」
ニルヴァ「失礼ね,かわいいじゃない」
ハミル「強い男じゃないのか」
ニルヴァ「弱いほうがかわいいわ」
ハミル「そういうものか」
ニルヴァ「強い男はプライド高いからケンカになるでしょ」
ハミル「お前もプライド高いからじゃないのか」
ニルヴァ「失礼ね」
ハミル「安心したよ」
ニルヴァ「なにがよ」
ハミル「フン,こういう男がいいわね」
ギグヌ「今日は七夕だったな」
へピン「終わったわよ」
ギグヌ「なんだと!」
へピン「昨日よ」
ギグヌ「寝過ごしたか!」
へピン「ったく」
ギグヌ「でも,天の川渡ったよな」
へピン「なに言ってるのよ」
ギグヌ「あれ,あれ」
へピン「夢でも見てたんじゃない」
ギグヌ「ゆ,夢か」
へピン「いじめてやるー,ツンツン,エイエイ」
ギグヌ「や,やめてよー」