今回の 自民 公明による 集団的安全保障問題が「憲法』を逸脱している
という憲法学者の反対(1400人 集会)に対して しかも 議会無視のしせいは
立憲主義の破壊であるということに対して,自民党,公明党がハロンを強めている.
こうして,国民の多数意見をもってしても 反省の色を見せないのは 後ろに
控える宗主国 アメリカの威光に恐れ入ってのことであることは 明白である
わたしは 薩摩の出身だが 「薩摩に暗愚の君主なし」という言葉がある
薩摩には ハンを象徴する城がない.「人は石垣,人は城」という言葉のとおり
壮大な城よりも 人の教育に力を入れた.それが『郷中教育』でありその手本が
島図義弘公の「いろは歌』である.
抑止力という言葉が乱れ飛んでいるが 「虎の威を借る狐』いまや日本は
言い訳に「「アメリカの威を借る犬」に成り下がっている.
イタリヤの新聞記者が 二本の基地問題を評して 「ああ日本は独立国ではないからね」
渡渉したそうである.「日本はアメリカしだい」というのが世界の痛切である.
沖縄の基地問題が 将にこのことを捕らえている.日米同盟の深化は
全くことなった方向に進んでいる.アメリカはわたしたちに民主主義をもたらした
と同時にアメリカの国益の付けを日本に押し付けている.
TPPしかり,原発しかり,思いやり予算しかり,地位協定しかり
これはアメリカ国民の知る床ではなさそうである.強欲なアメリカ政府と
陰険な日本政府の義ッ策を国民は耐えていかねばならないのか.
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