「降雨量や土質は、二次的要因」 一時的要因は、『★地形・形状(地滑り面)』
昨日、土砂災害、崖災害の相談を役所にしにいったが納得できないと相談がありました。
「降雨量や土質」とメデァで言われていますが要因は、★形状・地形であると説明し対策例を3つほど説明した。
3年ほど前に川樹一郎浜松市議が議会質問したがまさにこの事で行政が造成許可をするときに指導不備と設計者側、施工者側の不足を指摘していた。また、造成が完了してしまい住宅街となったところは、「民」の問題でなく行政がテコ入れしなくてはならないと質問したと記憶しています。
最も心配なことは、行政にも相談者がいないことです。「コンクリートから人へ!」で「ペーパー管理が増え」で実際に現場でスコップを握った学識者がいない事と言えます。
経験は、大切で武道でいえば、居合道の形や剣道をやっていても実際に日本刀で斬ったことがなければ、実際に役にたつか不安を隠せません。
FBからのコメント!
CIさん:おっしゃる通りだと思います。現場の事を知らず、自分のポジションを守る事しか考えない多くの役人が机上の計算や空論で物事を判断し、そして誰も責任を取らない。政治の世界も同じですが、こんな体質を変えないと、この国は20年か30年後には立ち行かなくなってしまうのではないかと危惧しています。子供や孫の行く末がとても心配です。
AIさん:同感です。日本は基本的に山がちな地形ですから、居住に適した安全な場所はそもそも足りていないと思います。ですからどうしても、危険な場所にも人が住まざるを得ないことになってしまっています。法律や行政の基準は、事が起きた時の責任の所在を決めるためのもので、100%の安全性まで保証したものではないのでしょうね(半分皮肉ですよ)。信頼できない基準がまかり通る実態は改善していかなければならないと思います。・・・むずかしそうですが・・・。
ANさん:静岡県は海側にすむ人を内陸部に移す長期計画があります。土地の開発が益々盛んになると思います。何10年経って災害が起きないように、紙の上ではなく、足でしっかり確認をしていくべきですね。経験豊富で実力のある方を退職者であっても活用していけたらと思います。何が大切かです。市民の命と財産を守ることです。どれだけ行政側が思っているかです。