goo blog サービス終了のお知らせ 

Apostrophes アポストロフ

ほとんど日記、時々、映画、たまにはニュースというランダムなブログです。

大吉

2014-01-03 | 日記
お嫁さんからメールが届いた。

昨日のお礼と彼らの住む氏神様におまいりし、湯島まで足を伸ばし、岩崎邸にも行ったという報告。

最後に、「おみくじは二人とも大吉でした!」とあった。

よろこぶ姿が目に浮かぶ。



お正月

2014-01-01 | 日記
息子夫婦と留学生二人が待ち合わせて我が家に着いたのは6時頃。

ちょっとした勘違いがあって、こんな時間になってしまった。

お屠蘇で形ばかりのお祝いをし、お節料理と太巻き、お雑煮、、

「日本でお正月料理を食べたのははじめてです」と言って、写真を沢山とって、
早速、「ツイッターのアイコンにします」と喜んだ。

建築家志望の一人に設計図のコメントをもらったり、
農芸化学専攻の人はアメリカの大学に願書を出しているが、いつまでたっても返事がない、どうしたらいい?と
相談されたり、、

若さを取り戻したいとは思わないが、二人を見てると違う生き物のように思えた。
すべてが手に入る、すべてが可能、すべてに愛される、、無意識の自信がまばゆく見えた。

娘がたくさん増えていく。

うれしい。。


*以下の写真は(私個人の)来年の参考のために。。







大晦日

2013-12-31 | 日記
おせちと言っても、我が家の好みに合わせるとかなり簡素。

筑前煮、おなます、蓮、京人参、こんにゃく、サトイモの材料別煮物、黒豆、そして、一番の楽しみが
伊達巻。。。

大体、今年の出来は良好。三段お重に盛りつけ、出しの効いたお雑煮、刺身、最後は太巻きでも作れば若者の胃袋は満たされる。

留学中の外国人二人も招き、明日は一緒に新年を迎える。

ところが、昨日、暖房の効かない会社に寄ったのが運のつきで、娘は風邪をひいたらしい。

何ということ! 去年と同じパターン。

今年も我が家はゼットコースターの日々。

最後まで高波。

来年は凪いだ年にしてほしい。

大掃除

2013-12-30 | 日記
娘が27日の夜、仕事納めから実家に直行。

師走の忙しさに拍車がかかる。

翌日は建築士との打ち合わせが急に入り、娘も同席することになった。
こういうものは一人でも多く加わった方が参考になるし、若い意見が何よりいい。

特に息子は核心をついてくるので頼りになる。

先日、大手ハウスメーカーのラフプランを一見して、
「普通の家じゃない、つまらない。田舎でしか作れないものを建てるべき」という一言で
今までのもやもや感が吹っ切れた。

娘との丁々発止の意見交換で、来年早々に次の案をもってくることになった。
「コミュニケーションがとれる人。受けるだけでなくちゃんと自分の意見も出すからいい」となった。

さて、息子は試案を見て、どういうだろうか。

来年はこのプロジェクトの実現に向けて発進。

共通の楽しみが増えた。


息子夫婦から今から大掃除に来るから、と連絡があった。
お風呂の掃除をするらしい。息子はみかん箱を抱え、お嫁さんは掃除用出で立ちで現れた。

「でも、そんなにするところ、ないようだね」となった。

そうそう、ラフプランを見せよう、息子夫婦の意見を聞こうとなった。

「2階がだめだね。だって、これじゃぁ、上に行く楽しみがないよ。2階に行きたくなるテイストをつくるべき。
たとえば、星が美しく見える天窓があるとか、、」

なるほど、そうだ。。

要求が多く、建築士泣かせにならなければいいが。。。


娘が作ってくれた春巻きなど夕食を楽しく食べて、解散。

残った夫と私は、おせち料理の仕上げにとりかかる。





紛失

2013-12-29 | 日記
年末の最後の週、夫は恒例の、京都の集まりに一泊ででかけた。

私も今日中に終わらせたい作業があるので、出掛ける準備を急いだ。

そして、最後に家に鍵をかけようとするが、鍵がみつからない。

とうとう、バッグを真っ逆さまに振る始末。

飴やレシート、銀行のペラペラ紙など底にたまったごみと一緒に不要なものは出てくるものの、
肝心のカギが出てこない。

夫は京都、夜は帰らない。

思い当たるのは昨日のジム。しかし、今日は生憎休館日。

どこまでついていないんだろう。

しかし、今まで窓は開けっ放し、ということもあったな、と思いなおし、

そのまま出掛けた。

早めに帰ったが、幸い何事もなかった。

師走の忙しさに拍車がかかる日々。

どうか、ジムにありますように。


年の終わり

2013-12-28 | 日記
夫がせっせと年賀状を書いている。

傍らに、喪中のはがきが束で置かれている。

ほとんどは親世代の、天寿を全うされた方々だが、

別れて一度も会う機会がなく、賀状交換だけしている子育て時代の友の訃報は衝撃だった。

背が高くスレンダーで、印象派の絵から抜け出たような洋風のセンス、大きな帽子がよく似合う女性だった。

「最後まで取り乱すことなく、向こうの世界へ行きました」とあった。

しばらく言葉を失った。

会う動機は見つからないが、あるシーンが止まったまま、脳裏に焼きついている人。


川上監督、大鵬、岩谷時子、、、

年の終わり、追悼番組が多い。




飾り付け

2013-12-27 | 日記
クリスマスグッズ、

過ぎてしまえば色あせて見える。

不思議。。。

秋風が立つと麦茶が不要になるように。

すべてを片付けて、お正月グッズに場所を譲る。

七福神や屠蘇器などを出すと、もう部屋はお正月がすぐそこに。。




行動すること

2013-12-26 | 日記
23日はお茶事に招かれ、不作法ながら異空間、非日常のなか、お茶を楽しんだことはブログに書いた。

翌日の24日はつくばに行った。

そこで、昔読んだ「至高聖所」の松村栄子を思い出したこともブログに書いた。


そういえば、あれからそんなに話題作もなく、書いている風にも見えず、今、彼女は何をしているのだろうと気になった。

すると、何と、結婚し、夫の都合で京都に住み、お茶に精進していることがわかった。

しかも、その手の本をたくさん出している。

ますます興味は募り、帰りに、本屋で一冊買った。

今日は夫は出張で、読書時間はたっぷりとれる。

ど素人からの茶道体験を飾らず、正直に書いているが、やはり作家だけあって枝葉の描写が面白い。

もう日付は変わったが、今、まだ読んでいる。


思えば、お茶事に行ったからお茶熱が再燃し、つくばに行ったから松村栄子を思い出し、今日、松村栄子と茶道が結びついた。


行動することは何より大事。

外を見ることはとても大事。

動けばきっと何かが生まれる。


つくばエクスプレス

2013-12-24 | 日記
来年の催事の打ち合わせが、つくばの、ある研究機構であるというので
念願のつくばエクスプレスに乗られる!と楽しみだった。

電車はのっぺらぼうの関東平野をぶっ飛ばし、ひたすら一直線に走る、走る。。。

その間、まだらな田園風景もあるにはあるが、民家が終点まで間断なく続いている。

すごいなぁ、この広がり。。

何もない広大なつくばの地に、日本最大の研究都市を作る!という閣議決定からはや半世紀。、

都市計画の図面通りにできた街は整然とし、広い道路に街路樹、空間をしっかりとった低層の研究施設の数々、

駅の近くには国際会議場、宿泊施設、コンサートホール、美術館、、文化施設も整い、その周辺を宿舎が囲んでいる。

「当初は、人口比率が7割から8割が男性といういびつな構成で、独身男性の研究者がほとんどだった」という。

整然と、の反面、遊び場というか、息ぬく場所もなく、精神を病み、自殺者の多さが問題になったことがある。

なにもない場所に、無機質で人工的な筑波学園都市ができ、精神とのかかわりを描いた小説を思い出した。

松村栄子氏の「至高聖所」。

筑波大学における自殺者をテーマにした小説だったと記憶している。

同伴者数人に話したが誰も知らなかった。


都市の歴史は少しづつこうして積み重ねられていく。

大地と空が大きく広く見えた。

年の瀬のお茶会

2013-12-23 | 日記
お嫁さんが茶道に精進している。

歳も押し迫ったというのに、ある事情で今日は郊外の茶室で茶会が開かれる。

毎年使っていた個人の茶室が保持できなくなり、来年一月末で閉鎖と決まった。

それを惜しんで、先生が縁のある方々を招待し、一日、貸切り、お茶を楽しみましょうという事情。

お役もあることだし、すぐに早朝出られるように、昨晩は、着物のリハーサルをした。

セーターの上から長襦袢、着物を着て、帯を締める。

どこかの着付け教室で習ったようで、一式、きちんと揃え、万全の体制。

とはいえ、久しぶりなので、「あれっ、忘れちゃってます、、。この留め金はどこに繋がるのでしょう、、」。。

とうとう、お互いこんがらがって、私まで着物を着る始末。。

そのうち夜も更け、リハーサルは未完のまま終わり。

チケットが1枚あるので私に参加を進めるが、

正座は苦手、茶道は初歩どまり。。寒いし、遠いし、、とネガティブ状況だったが、
一生懸命お稽古しているので、やはり行ってみようと心変わり、大急ぎで支度した。

着くと息子が心配して茶室の庭の登り口で待っていた。

お濃茶からはじまり、薄茶、懐石料理、、長唄のだしものまであった。

茶器や飾り物はお正月を先取りしたような趣向。

練りものの和菓子はクリスマスツリー、干菓子は柊とトナカイをあしらったもの。。。


10年若かったら、きっとお稽古再開となったはず。。

代わりに、お嫁さんに精進してもらうことにしよう。。。。










カードが間に合わない

2013-12-22 | 日記


クリスマスカードが間に合わない。

毎年、カリグラフィーの稽古を兼ねて、50通ほどカードを作る。

年末に送れば賀状には慌てず、年始を過ごせるというメリットが大きい。

何度も道具を出しては練習したが、ペン先の調子が悪かったり、うまく色が出せなかったり、、
そうするうちにもう、今日は22日!!


やっと一枚書いて飾っている。

今年は保存版のこの一枚だけ。




Merry christmas!から、Happy New Year、、時間があれば書いてみよう。

乾姜

2013-12-21 | 日記
今年の食材マイブームといえば、ビーツ、鶏ガラスープ、乾姜か。

前半はビーツ、ビーツに明け暮れた。



そもそもは昨冬、お向かいのロシア料理の先生から、ボルシチやビーツスープを習ったのがきっかけ。

あまりの美味しさに、しばらくはビーツを求めてスーパー巡りをしたが、消費が追いつかず、大量に買いたいと
ネットで探した。

ようやく、北海道の有機栽培のビーツ農家にたどり着き、毎月一回送ってもらうようになった。

そのうち、息子夫婦も注文するようになり、夏は冷製スープ、秋から温かいスープで彩豊かな食事を味わった。

しかし、11月のある日、その農家からファックスが届いた。

「この夏の猛暑で○(?)虫と乾燥土壌、その後の大雨で、ビーツは生育不良となり、10月末、やむなく販売停止といたしました」とあった。

文面と書体から誠実な方、、他は探さず、来年の収穫まで待つことにした。

その後、季節は初冬、今はガラスープのストックに明け暮れている。

パラレルで(私の)ブームとなったのが、乾姜。。



生姜の薄切りを乾燥させたもので、それでショウガ湯をつくる。



香りの強さが生とは違い、寝る前に飲むのにちょうどいい飲み物となった。

1か月になるが、手間がかかる割にまだ続いている。

来年のブームは何だろう。。、、楽しみ。


友人来宅

2013-12-20 | 日記
昨日は友人を訪ね、今日は友人が家に来た。

彼女とは高校の同窓生、、私たちが一番慕っている国語の先生が
今、79歳で一人暮らしをされている。。

数年前、ヴェネチア旅行の旅先でヘルペスを発症、
初期動作が遅れ、ずうっと痛みに悩まされている。

未だに完治できず、かえすがえすも手当が遅れたことが悔やまれる。

親類はおられるが、子供がいないので、初冬の寂しい景色では気も晴れない模様。

友人は昨日かけた電話の声が消え入るようで、心配で相談にきた。

「何なら私がケアしてもいい」と独り身の友人が言う。

それはよろこばれるでしょう、美味しい料理(友人は料理教室主宰)と楽しいおしゃべりで
きっと気が晴れる。。。友人が手掛けている庭園プロジェクトもその地で動き始めたし、、。

電話は辛そうだったから、今晩、手紙をだしてみるわ、と言った。

それが相談の目的かと思ったら、もうひとつ、やっかいな相談があった。

「2年半、片想いをしたが、とうとう(彼に)冷たい言葉を言われ、落ち込んだ。
泣きながらジョギングをした。恋愛に心が動かない人がうらやましい。
どこかの幹部の銃殺のように、死ねればいい。。」

な、な、なんと!!

アンチスポーツ派だった彼女が、2年半前から急に、ウォーキングをし、ジョギングをし、と知って、
おかしいな、、と思っていた。

その甲斐あって、今はワンピースがよく似合うスレンダーな容姿に様変わり。

実は彼が山岳マラソン愛好家で、一緒にモンブランに行き、彼の山岳マラソンを
観るのが夢だったという。

と言いながらも、「はい、はい、わかってます、私がばかなことは!」とおどけてみせた。

こちら67歳、彼35歳。


彼女が別の友人に、「神様はどうしてこんな酷なことをおさせになるのかしら?」と言うと、

「あんたを痩せさせるためよっ」と一刀両断、大笑いした。


数式でも解はなく、理屈でも解けない世界、、

不思議な有機体の精神、、。