NEOモシャシャ様☆

ＲＯＣＫ「おっ、ようやく来たね。」

　　　　 「モッシャー、みんニャにお知らせしなきゃいけない事あるよね～っ。」

モシャシャ様（もじ、もじ・・・）「え、ええ・・・。」

モシャシャ様（ジャジャーンッ！）「実はあたくし・・・、こーゆー事で御座いますわっ！！」

モシャシャ様「あたくし、首輪を頂いたのですわ。」

　　　　　　　  「これで、野良猫とは言わせないのですわーっ！！」　

ＲＯＣＫ「プッ！野良猫卒業したのなら、寝ながら食いも卒業しなきゃ。」

　　　　 「モッシャーのキャラじゃないよ～っ。」

ＲＯＣＫ「それにしても、家に顔出す様になってから結構経つよね。」

　　　　 「ここまで、モッシャーも色んな事があったよねぇ～っ。」　

モシャシャ様（しみじみ・・・）「そうですわね・・・。」

ＲＯＣＫ「はいっ、御祝いにシーバ大盤振る舞いだよっ！」

モシャシャ様「有り難う御座います。嬉しいですわっ☆」

白太郎「ちょっと待ったぁ～っ！！」

　　　　 「大恩ある黄子姐さんより５代目ボスを襲名しておきながら・・・」

　　　　 「他所の杯（首輪の事らしい）受けるたぁ、どういう事だーっ！！」

モシャシャ様「べ、別にボス仕事さぼってるわけじゃないですし・・・」

　　　　　　　 「あ、ほら、脱走豹ちゃん連れて帰ってあげたでしょう？」　

白太郎「ふんっ。お仕事の事だけじゃあないぞ。」

モシャシャ様「他にも何かあるの？」

白太郎「首輪の色が黄色で同じって、キャラ被ってるじゃねーかーっ！！」

モシャシャ様「キャラ被るって・・・、首輪の色以外全然共通点無いじゃありませんの。」

　　　　　　　  「それにこの首輪は、黄子さんカラーの黄色だから頂いたのですわ。」

　　　　　　　  「この色以外、身に付けたくはありませんわっ！」　

ＲＯＣＫ「ほら、ほら。モッシャーのお祝いに水差しちゃ駄目っ！」

　　　　 「仲良くシーバ食べてっ！」　

白太郎「むっ！モッシャーの方が多くないか？」

ＲＯＣＫ「同じだよっ！」

白太郎「シャーッ！やっぱり納得いかねーっ！！」

　　　　 「首輪くれた人にシーバ貰えばいいじゃねーかっ！」

モシャシャ様「分かりましたわ。白太郎さん、あたくしの分も召し上がっていいですわよ。」　

白太郎「よしっ。それでいいんだっ！」

ＲＯＣＫ「こらーっ！嫌がらせするんじゃないのっ！！」

　　　　 「もう、シーバ半分没収っ！ミル豹食べていいぞっ！！」　

白太郎「ええ～っ！そんなぁ～っ！！」

ＲＯＣＫ「意地悪する子は許しませんっ！！」

モシャシャ様「喧嘩は全然才能無いけど、口が達者になったですわね～っ。」

ＲＯＣＫ「あはは。チャッキーやジョー君みたいでしょ？」

モシャシャ様「そうですわね・・・。ジョーったら、白太郎さんに色々教えてたものね。」

　　　　　　　　「ジョーにとっては、白太郎さんが弟子みたいな存在でしたものね。」

　　　　　　　　「ーそれにしても、あんなに攻撃的になった白太郎さんは初めてかも。」

ＲＯＣＫ「他所の人の匂いがしたから、敵に回っちゃうって思ったのかもね。」

　　　　  「裏切られた気がしたのかな？でも、そのうちきっと慣れると思うよ・・・。」　

ミルク「モシャシャ様、毎回毎回お馬鹿な妹の面倒有難うでちっ！」

　　　  「これからもちょくちょく脱走すると思うので、今後も宜しく頼むでち。」

モシャシャ様「ええ、気に留めておきますわ。」

　　　　　　　　「ミルクちゃんも、豹ちゃんが脱走しない様に厳しく監視するのよ。」

ミルク「はいっ！了解でちぃ～っ！！」

モシャシャ様「おほほほっ。ミルクちゃんは、良い仔ねぇ～っ♪」

豹「ふんっ。送ってくれた事は有難うでちけど、あんまりあたちを舐めないで欲しいでちっ！」

　 「今度の脱走では、必ず一匹で帰って来るでちっ！」　

モシャシャ様「豹ちゃんたら、懲りてないのねぇ～っ・・・。」

　　　　　　　  「はぁ～っ。家猫とボス猫の両立って、大変そうですわ・・・。」