箱島ほたる保護の会

上州吾妻谷の玄関、名水百選箱島湧水の地から、ホタルの明かりを守り続ける「箱島ほたる保護の会」の活動を紹介します。

保護地の整備のご案内!(訂正しました)

2009年08月23日 | ほたる保護活動


 残暑お見舞い申し上げます。
 さて、草刈りと保護地整備の時期になりました。箱島ほたる保護の会会員のみなさまご協力をよろしくお願いいたします。今年の草刈りシーズンには、総選挙や運動会、ソフトボール大会などの大きな行事が集中していることと、こどもホタレンジャーの活動も重なるため、やや変則的な日程ですがよろしくお願いします。

8月29日(土)草刈り・水回り保全作業 
  8:00 保護の会会員集合(箱島公民館)
        不動尊周辺草刈り
        第一~三保護地の草刈り・水路の確保等

 10:00 こどもホタレンジャー集合(箱島公民館)
        第一保護地周辺の環境整備
        ホタルの幼虫観察・放流(不動尊近辺)

 12:00 反省会(箱島公民館の外)
        今期の反省と焼き肉・納涼パーティー

 このような計画ですので、ご協力をお願いします。都合のつかない方は、会長まで連絡してください。
 なお、9月20日(日)にはホタレンジャーの学習会を予定しております。詳細は当日、検討したいと思いますので、よろしくお願いします。

☆ お知らせ ☆ 歓迎 ☆
 ほたる保護の会の活動に賛同をいただける方、自然環境の保全に感心のある方、ボランティア活動に参加したい方、こどもホタレンジャーの活動に参加したい方、我々といっしょに草刈りや環境整備に参加しませんか。
 どうぞメールでご連絡ください。いっしょに楽しい汗を流せば、きっと来年もすてきなホタルに出会えますよ。上州吾妻谷の玄関、箱島の地にご足労いただけるみなさんを歓迎いたします。


ザリガニ退治後のお楽しみ

2009年08月16日 | 箱島こどもホタレンジャー


 ごちそうさま!
 箱島こどもホタレンジャーのみんなは、ザリガニ退治をした後に流しそうめんをいただきました。青竹を割いて節をとった水路の中にそうめんを流して、みんなでおいしくいただきました。箱島ほたる保護の会のH氏宅に流しそうめんの用具があったので、H氏のご厚意によって流しそうめんの催しができました。
 こどもたちは、これまたワイワイ・ガヤガヤ、流れてくるそうめんを巧みな箸さばきでヒョイッとつまみ上げてほおばっていました。上手にとれる子、うまくとれない子、たくさん食べた子、少ししか食べられなかった子、いろいろいたけど、どの子も満足感と満腹感でいっぱいでした。おまけに、スイカもいただいて、ほんとにごちそうさまでした。
 ホタレンジャーの感想その1「楽しかった。そうめんが早く流れていってしまったので、なかなか食べれない時もありました。」

◎「ななめ」を教えるいい話
 流しそうめんでそろそろお腹がいっぱいになった頃のことです。そうめんに飽きてきた子がスイカをちぎって流しました。それを見つけた保護の会の顧問は「食べ物で遊んじゃいけないよ。」と子どもたちに話しかけたのです。
 終戦後の貧しい時代を生きてきた方々には、当然の教えであり、しつけであったことですが、今のこどもたちに、食べ物のありがたさを教えることはとても難しいことです。この場面でとっさに食べ物の大切さを知らせる一言が出るのが大人の役目だし、経験を生かしたしつけのひとつだと思います。
 こどもたちはハッとした様子で、顧問の話を聞きました。それ以後、スイカで遊ぶこともないどころか、流れ落ちたそうめんのザルを運ぶことに精を出して手伝っていました。
 この一言が言える親や大人が少なくなった今、箱島ホタル保護の会と箱島こどもホタレンジャーの関係はますます重要な役割があるんだと確信しました。これこそ大切な「ななめ」の関係だと思った一場面でした。


ザリガニ退治に、こどもホタレンジャー大活躍!

2009年08月15日 | 箱島こどもホタレンジャー


 今日は箱島こどもホタレンジャーのみなさんが、第一保護地でアメリカザリガニ退治に取り組みました。ザリガニを釣ることができれば、保護の会の会長からご褒美がもらえることになっているのですが、去年は釣れませんでした。今年はどうだったでしょうか?
 第一保護地には小さな池があり、ここに泥がたまって沼のようになっています。そこにザリガニが住みついてしまったのです。ザリガニはカワニナを食べてしまうので、ホタルを保護するためには駆除する必要があります。そこでこどもホタレンジャーのみなさんがザリガニ退治をしているのです。
 ザリガニは夜行性だから昼間は活動がゆっくりのようです。えさを水辺に垂らしてもなかなか食いついてはきません。ザリガニの姿は見えるのですが、なかなか食いついてはきません。小さな池は、さきいかやソーセージなどの餌をつけた竿が水辺にとても賑やかで、楽しい食事会のようでしたが・・・。
 待つこと15分。「もう手でつかまえていいですか?!」とこどもたちが言い出して、「OK、みんなで池に入ろう!」ということで、ザリガニ退治が始まりました。どろんこになりながら、「わぁー、つかまえた!」と手づかみで次から次へとザリガニをつかまえました。こどもたちは水遊びが好きなんですね。泥水に膝の上まで浸かっても全くへっちゃらで、長靴が泥に埋まって足だけやっと抜けた子も続出。ワイワイ、ガヤガヤ大満足でした。
 全部で「97匹」つかまえました。去年は、3~5cm程度の小さいザリガニが多かったのですが、今年は10cmくらいの大きいザリガニばかりでした。18名のこどもホタレンジャーと13名の大人で楽しんだザリガニ退治は大きな成果をあげたと思います。
 


今年は驚き、やっぱり、いた!

2009年08月13日 | ほたる保護活動
 26℃

 今年はホタルの発生が遅れているからまだホタルがいるのではないか?と思い、お盆で帰省してきた兄弟やそのこどもたちと第一保護地に行ってみたら、そのとおり!ヘイケボタルが20匹くらい舞っていました。とてもいい雰囲気です。時間は7時~8時までがいいですね。8時を過ぎるともう舞いません。7時半頃が最高です。箱島近辺に帰省でお越しの方はぜひお立ち寄りください。驚きますよ、今年は。