ある本で、私が「なるほど!」と思った一文を紹介します。
★社員のやさしい行動、社長の冷たい心
会社の帰り道、社長が二人の社員と談笑しながら歩いていた。
一人は部長で一人は係長。
歩道の真ん中に子供がひっくり返って大声で泣いていた。
社長は通り過ぎた。
二人の社員は「どうしたの?」と言い子供を助け起こした。
子供は遠くを見た。
視線の先に母親がいた。
母親は、二人の社員に頭を下げ小走りで近づいてきて子供を叱りつけた。
社長は社員にも自分と同じように知らん振りをして通り過ぎてほしかった。
二人の社員が足を止め「どうしたの」としゃがみ込むのを観て、
「二人とも甘いな」と少し苦い気持ちになった。
二人は優しい人たちである。
困っているいる人がいたら力を貸してあげる、弱いものは助けてあげる
という温かい心を持っている。
それが行動に現れた。
では、道の真ん中にひっくり返って泣き喚いている子供は困っている人か、
弱い人か?
自分のわがままを通そうと親をてこずらせている強者である。
母親はこのたち悪を教育している最中である。
「あなたのわがままをを私は認めないし、ほかの誰もあなたの味方をする
ひとはいませんよ。それがわからないなら、そこでいつまでも泣いてなさい」
と突き放して遠くから見守っていた。
子供が降参して自分で立って歩いてくるのを待っていた。
その教育を二人の社員が台無しにした。
社長は冷たい人か。いや、もっと前を歩いていた商店の親父さんも
買い物帰りのおばさんも子供を見たが、声を掛けずに笑って通り過ぎている。
社長やこの人たちは、ここで子供に声を掛け、助け起こすことは
子供のためにならないことを知っている。
二人の社員は自分にも子供がいるがそれを知らない。
多分自分の子供にも同様に優しくしているのだろう・・・。
なるほど!と思いました。痛感です。
BRT HASEGAWA
★社員のやさしい行動、社長の冷たい心
会社の帰り道、社長が二人の社員と談笑しながら歩いていた。
一人は部長で一人は係長。
歩道の真ん中に子供がひっくり返って大声で泣いていた。
社長は通り過ぎた。
二人の社員は「どうしたの?」と言い子供を助け起こした。
子供は遠くを見た。
視線の先に母親がいた。
母親は、二人の社員に頭を下げ小走りで近づいてきて子供を叱りつけた。
社長は社員にも自分と同じように知らん振りをして通り過ぎてほしかった。
二人の社員が足を止め「どうしたの」としゃがみ込むのを観て、
「二人とも甘いな」と少し苦い気持ちになった。
二人は優しい人たちである。
困っているいる人がいたら力を貸してあげる、弱いものは助けてあげる
という温かい心を持っている。
それが行動に現れた。
では、道の真ん中にひっくり返って泣き喚いている子供は困っている人か、
弱い人か?
自分のわがままを通そうと親をてこずらせている強者である。
母親はこのたち悪を教育している最中である。
「あなたのわがままをを私は認めないし、ほかの誰もあなたの味方をする
ひとはいませんよ。それがわからないなら、そこでいつまでも泣いてなさい」
と突き放して遠くから見守っていた。
子供が降参して自分で立って歩いてくるのを待っていた。
その教育を二人の社員が台無しにした。
社長は冷たい人か。いや、もっと前を歩いていた商店の親父さんも
買い物帰りのおばさんも子供を見たが、声を掛けずに笑って通り過ぎている。
社長やこの人たちは、ここで子供に声を掛け、助け起こすことは
子供のためにならないことを知っている。
二人の社員は自分にも子供がいるがそれを知らない。
多分自分の子供にも同様に優しくしているのだろう・・・。
なるほど!と思いました。痛感です。
BRT HASEGAWA