サーボモーター:KRS-4014HV
マイコン:STK-7125
電源:単三充電池8本、スイッチング電源
筐体:アクリル
電動パノラマ雲台に必要な機能としては、上下左右にカメラを動かす、シャッターを押下する、の2つが必要になります。
カメラを動かすものには2速歩行ホビーロボット用のラジコンサーボのようなものを使用しています。このサーボモーターを使うことで、手軽に作成することができました。
価格が1個16,800で寿命が結構短いので高くつきますが、ノーダルポイントの位置やレンズ重量にもよりますが、EOS Kiss Digital Xなら問題なく持ち上げることができます。
上下の回転はサーボ直結です。上下はサーボの反対側のねじも軸になって十分な強度が得られますが、左右の回転は、サーボの軸の強度の問題があるので、ベアリング6200LLUをアクリルパイプにはめ込んで、ベアリングにボルトを接着して回転台を構成しています。また、サーボの回転範囲は360度に満たないため、ギアで増速しています。
次回はEOS 5D +25mmレンズの予定ですが、5Dはサーボ1個では持ち上がらないので、2個にするなどを検討中です。
モーターの移動制御とシャッターの押下はマイコンのSTK-7125使用しました。これは1万円の開発キットでC言語でデバッガーも使えるというもので、組み込みマイコンの知識に乏しい私でも、この程度の単純な機能なら、なんとか開発できました。
カメラの撮影終了のタイミングを自動的に知ることは難しいので、タイマー待ち制御で、シャッタースピードとRAWかJPEGかのメモリーカードに対するファイルの書き込み時間を加味してスイッチで待ち時間を切り替えます。
1号機ではブレ防止用の加速度センサーとシャッター端子の絶縁用のフォトカプラを使用していましたが、今回は省略しました。
撮影枚数は17mmレンズの場合で12×4段の48枚です。シャッタースピード1/6sまででJPEG保存の場合、48枚を65秒で撮影できます。RAW保存時またはシャッタースピード0.6秒まででは110秒かかります。15mm対角魚眼では12×3段の36枚で、撮影時間はSS1/6sJPEGの場合50秒です。最近のCFではより高速なものあるので、それにあわせればRAW保存はもう少し高速化できると思います。
筐体はすべてプラスチックです。要所を構造体にしたり張り合わせにしたりして強度を確保しています。接着もしやすいですし、素人の工作には最適です。
マイコン:STK-7125
電源:単三充電池8本、スイッチング電源
筐体:アクリル
電動パノラマ雲台に必要な機能としては、上下左右にカメラを動かす、シャッターを押下する、の2つが必要になります。
カメラを動かすものには2速歩行ホビーロボット用のラジコンサーボのようなものを使用しています。このサーボモーターを使うことで、手軽に作成することができました。
価格が1個16,800で寿命が結構短いので高くつきますが、ノーダルポイントの位置やレンズ重量にもよりますが、EOS Kiss Digital Xなら問題なく持ち上げることができます。
上下の回転はサーボ直結です。上下はサーボの反対側のねじも軸になって十分な強度が得られますが、左右の回転は、サーボの軸の強度の問題があるので、ベアリング6200LLUをアクリルパイプにはめ込んで、ベアリングにボルトを接着して回転台を構成しています。また、サーボの回転範囲は360度に満たないため、ギアで増速しています。
次回はEOS 5D +25mmレンズの予定ですが、5Dはサーボ1個では持ち上がらないので、2個にするなどを検討中です。
モーターの移動制御とシャッターの押下はマイコンのSTK-7125使用しました。これは1万円の開発キットでC言語でデバッガーも使えるというもので、組み込みマイコンの知識に乏しい私でも、この程度の単純な機能なら、なんとか開発できました。
カメラの撮影終了のタイミングを自動的に知ることは難しいので、タイマー待ち制御で、シャッタースピードとRAWかJPEGかのメモリーカードに対するファイルの書き込み時間を加味してスイッチで待ち時間を切り替えます。
1号機ではブレ防止用の加速度センサーとシャッター端子の絶縁用のフォトカプラを使用していましたが、今回は省略しました。
撮影枚数は17mmレンズの場合で12×4段の48枚です。シャッタースピード1/6sまででJPEG保存の場合、48枚を65秒で撮影できます。RAW保存時またはシャッタースピード0.6秒まででは110秒かかります。15mm対角魚眼では12×3段の36枚で、撮影時間はSS1/6sJPEGの場合50秒です。最近のCFではより高速なものあるので、それにあわせればRAW保存はもう少し高速化できると思います。
筐体はすべてプラスチックです。要所を構造体にしたり張り合わせにしたりして強度を確保しています。接着もしやすいですし、素人の工作には最適です。
余り遠いと、水蒸気でボケてしまいます。また40kmも見える日が滅多にないので、撮影チャンスを待つのに、イライラです。
ボクも実は、自作のモータードライブマウントを画策中です。目指すは冨士俊雄氏のオリジナルマウントを超えること!(っておいおい)
先日ウチのブログで凧パノ用の軽量モーターマウントが出てきましたが、世の中にはこういうのを作る“専用キット”まであるようで、それの応用で作れるんじゃないかと思った次第。でもDSLR装着には強度的に弱すぎるので、きちんと1から設計した方が良いかな、って感じですね。完成予定は来年春。桜の時期を目指して頑張ってみようかな、と思ってます。また何か有効な情報がありましたら、期待してますよ!
QTVRでは、景勝地での遠景はなかなか満足できるものにならないので、肉眼を超える解像度のパノラマというのも私もやってみたいです。
これからの季節なら、水蒸気が少なくて、きれいに撮れる日が結構ありそうですね。
>にのみや様
わたしも桜の季節を目指して昨年取り組んだのですが、結局間に合わず今年になってしまったので、早めの着手をおすすめします。
一眼レフの場合は重量がありますので、ノーダルポイントを取った上で動かす機構は限られてくるかと思います。モーター部分を一から作るのは大変かと思いますので、私と同じものなら、一応、持ち上げられる確認は取れています。