27日、熱海へ
まずは「春陽亭」で、ランチ
春陽亭の看板は、135号線を走る度に見ていたのですが
子どもが小さい頃は「フランス料理なんて敷居が高いわ」って思っていたし
看板の先は車で入っていくのが ちょっとためらわれるような細い道で、お店の姿は見えないし
そうこうするうち、初めて看板を見てから12年
今年の1月、熱海へ出かけた折 「わっ! このお店 まだあるんだぁ」って
最近はインターネットで調べられるので、メニューもお値段も分かります
一度は訪問してみたくなり、今回 予約しました
曇り空でなければ、真っ青な海が一望できたのでしょうが・・・ それだけが心残り
アットホームな可愛らしいお店で、お食事 美味しくいただきました
でも、一番印象に残ったのはデザートのティラミス
私が今まで食べたティラミスの中で最高
ワゴンの上から好きなデザートを五品選べるのですが、全部ティラミスにしてもいいくらい (笑)
熱海の海岸は、今夜が夏の花火の最終日
縁日のような屋台も出て、にぎわっています
親水公園を抜けて、起雲閣へ
多くの文豪たちに愛されたという名邸
日本家屋の風格ある本館、 中国・欧州の様式を融合させた洋館、 ローマ風浴室
大正・昭和初期の古き佳き時代の雰囲気を残した建築です
ボランティアの方々が、歴史や様式、装飾についてガイドしてくれるので興味深く観覧することができました
麒麟の間の群青色、とてもモダンです
鳳の間の紫、天井が高く お庭からの風が気持ちいい
この清々しさは、和室の素晴らしさですね
玉姫の間の格天井、ステンドグラス、サンルームのイギリス製の硝子窓
玉渓の間は 英国チューダ様式で、床の間に見たてた暖炉のある部屋
どのお部屋も見応えがありました
庭に出ると、赤とんぼが飛んでいます
「アキアカネだわ」と、前を歩くご夫婦
わの字が、「セミが出た穴だ!」と しゃがみこむ
「わ~ いっぱいだぁ」
「どれどれ、 どこに穴?」と 並んでしゃがむ父
「セミって何年地中にいるんだっけ?」
「おっ! これ抜け殻だ」
父が 孫と楽しそうに話しているのを見るのは、私の小さな幸せ・・・
翌28日は、MOA美術館で <徳田八十吉展>を見ました
「宝石のように 煌めく」という言葉通りの作品に息をのみます
初代・二代目から、伝統的な九谷焼を学びつつ、耀彩という独自の技法を編み出した三代目の素晴らしさ
なめらかな光沢は、ガラスのようにも見える彩釉磁器
この彩釉磁器の技術によって、三代目は人間国宝に認定されたのだそうです
75歳で亡くなった2009年の作品「黎明」の明るさが、私は好き
四代目は長女さんが継いだとのこと、 女性の八十吉に期待大です
まずは「春陽亭」で、ランチ
春陽亭の看板は、135号線を走る度に見ていたのですが
子どもが小さい頃は「フランス料理なんて敷居が高いわ」って思っていたし
看板の先は車で入っていくのが ちょっとためらわれるような細い道で、お店の姿は見えないし
そうこうするうち、初めて看板を見てから12年
今年の1月、熱海へ出かけた折 「わっ! このお店 まだあるんだぁ」って
最近はインターネットで調べられるので、メニューもお値段も分かります
一度は訪問してみたくなり、今回 予約しました
曇り空でなければ、真っ青な海が一望できたのでしょうが・・・ それだけが心残り
アットホームな可愛らしいお店で、お食事 美味しくいただきました
でも、一番印象に残ったのはデザートのティラミス
私が今まで食べたティラミスの中で最高
ワゴンの上から好きなデザートを五品選べるのですが、全部ティラミスにしてもいいくらい (笑)
熱海の海岸は、今夜が夏の花火の最終日
縁日のような屋台も出て、にぎわっています
親水公園を抜けて、起雲閣へ
多くの文豪たちに愛されたという名邸
日本家屋の風格ある本館、 中国・欧州の様式を融合させた洋館、 ローマ風浴室
大正・昭和初期の古き佳き時代の雰囲気を残した建築です
ボランティアの方々が、歴史や様式、装飾についてガイドしてくれるので興味深く観覧することができました
麒麟の間の群青色、とてもモダンです
鳳の間の紫、天井が高く お庭からの風が気持ちいい
この清々しさは、和室の素晴らしさですね
玉姫の間の格天井、ステンドグラス、サンルームのイギリス製の硝子窓
玉渓の間は 英国チューダ様式で、床の間に見たてた暖炉のある部屋
どのお部屋も見応えがありました
庭に出ると、赤とんぼが飛んでいます
「アキアカネだわ」と、前を歩くご夫婦
わの字が、「セミが出た穴だ!」と しゃがみこむ
「わ~ いっぱいだぁ」
「どれどれ、 どこに穴?」と 並んでしゃがむ父
「セミって何年地中にいるんだっけ?」
「おっ! これ抜け殻だ」
父が 孫と楽しそうに話しているのを見るのは、私の小さな幸せ・・・
翌28日は、MOA美術館で <徳田八十吉展>を見ました
「宝石のように 煌めく」という言葉通りの作品に息をのみます
初代・二代目から、伝統的な九谷焼を学びつつ、耀彩という独自の技法を編み出した三代目の素晴らしさ
なめらかな光沢は、ガラスのようにも見える彩釉磁器
この彩釉磁器の技術によって、三代目は人間国宝に認定されたのだそうです
75歳で亡くなった2009年の作品「黎明」の明るさが、私は好き
四代目は長女さんが継いだとのこと、 女性の八十吉に期待大です