麹町レター

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散々キャンプ?

2005-07-26 17:42:04 | Weblog
悲しいキャンプの思い出3.それは今から40数年前のことで、当時は中学2年生。近所の悪ガキ3人を連れて、狛江から奥多摩の川井キャンプ場を目指して一路国道20号線を自転車で下る。立川から20号線と別れ山道へと自転車をこぎ、へそ饅頭の看板を右手に見てなおもこぎ続ける。自転車は変速ギアのないいわゆる実用車であり、荷台には米や食料品、衣類や手製のテント。めちゃ重いうえ上り坂が続くという過酷な条件で、帽子の中といわず体中は汗だらけだ。やっとの思いで目的地につき一休みしたら、これからが大仕事だ。テントはトラックの幌生地を自分で切ってテント風に仕立てたしろもので、生地はとても厚い。ポールの代わりに山から中ぶりの木を2本切ってきて、支柱にしなければならない。のこぎりを持ち出して2メートルほどの木を2本切ってきたところを、キャンプ場の係員にみつかり、大目玉をくらったが、事情を話して許してもらった。
テントをようやく建て夕食を食べた頃に、小学4年のチビが眠くなったと横に。
僕らはキャンプファイヤーを見に行きたくて、テントの中央に針金でロウソクを点け、寝たチビを残してテントを出て行った。1時間した頃にいつの間にか、キャンプファイヤーの場所にチビが来ており、暫くしてから全員でテントに戻った。ところがテントをまくった瞬間、炎が一気に噴出してきた。ビックリしたのはいうまでもないが、全員でテントを倒し火を蹴散らし、川の水でなんとか消火したのだが、テントの中にあった荷物・食料は全て黒こげに。最初の晩にこの惨事で、残りの2日はどんな生活をしたのかは押して知るべし?である。戦災孤児?に見えたに違いない。推察するにロウソクが燃え尽きて芯が落ち、垂れていたロウソクの上に落ちた芯が再び燃えて荷物に移り火事になった。テント地が厚かったため、外からは炎がまったく見えなかったのである。
こんな体験をしても、懲りずにまた翌年もキャンプに行くことになる。ただし、次は石油ランプを持って・・・

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