来たね

何が来たのかって、先週入院してた子が10日ぶりに登校したのです。
まだ本調子ではないし、10日間って結構な長期間だったので
彼もおとなしくて、不思議な感じでした。

朝の会で
「○○くんはまだ退院したばかりでしんどいこともあるから
　優しくしてあげようね」
って私の口から出たとは思えないことを言ってのけました。
その直後、トイレ休憩の時間に、１人の男の子がめっちゃ優しい声で
「○○くん、トイレ行こっか」
って言うてました。
それにはにかみながらもついていく彼の姿に
ほんわかした気持ちになりました。
そして、とっても優しかった子どもの行動と素直さにも。

その子たちだけでなく、他の子もそれぞれ優しくて、
いつもことばすら交わさない子が
「○○くんと当番したい！」って
バディの子の目の前で言っちゃったり…
放課後プリントができてない彼を残してるときに
「今日○○くんに優しくしてくれてたやん～」
って言ったら、
「うん、だって○○くんしんどいやろ。だから助けてあげてん」
て言うてました。可愛すぎです。

ことばのコミュニケーション能力がとても未熟な彼らの
心はぽっかぽかにあったかであることを実感した日でした。