今井美樹さんの大プッシュ!に比べ・・・
ライブでは、
まったく作曲者群には触れない 窈ちゃんで・・・、
そりゃそれで窈ちゃんなんですが。
「letters」のパンフに・・・
とっても“らしくない”
普通の文章のコメントを書いてくれました。
普通の文章であることが
この二人の「共鳴」の証しのようです。
私にとって
つないで手は
音楽と私をつなぐ
大切な1曲です。
父に先立たれた母の背中を見て
愛する人達を残して死んでしまうことの
辛さ、苦しさを
子供ながらに側で感じてきました。
大サビの『どんなに傷ついても
今、を生きるため 負けない』
という下りはその実体験からきています。
わたしは私で歌の存在を
自分の中で見失いそうになっていた時期で
この曲に出逢えなければ
私は歌い続けることに
くじけてしまったかもしれません
後に知ることですが
同じ時、ぎゃんちゃんも病の淵を彷徨って
生きる力を
唄うことの真実をみつけていました
この曲はそんな同時代に生きる私とぎゃんちゃんが
図らずも共鳴したものです。
彼女の真摯さ、そして
脆さを認めた上での強さが
優しさとなって現れたメロディーだと思います。
少し口はばったいかもしれませんが
この曲が誰かの前に進む力になってくれたら
こんな嬉しいことはありません。
何よりも私はぎゃんちゃんに、「行け!」と
肩を押されました。
それはとても暖かい愛でした。
一青窈
行け と言われたのは窈ちゃんだけではありません。
この曲に、私も救われました。
繋ぐべき手を差し出すことができたのです。
唄ってくれた窈ちゃんに、 よくぞ作り添うぎゃんちゃんに ありがとう の言葉を、あらためて送りたいです。
言葉です。