氷川丸マリンタワー、営業を終了!

いやいや、今朝はビックリしました。

■氷川丸マリンタワー、両施設の営業を終了
（朝日新聞　2006年10月13日）

横浜市中区の山下公園でマリンタワーと氷川丸の運営をする
氷川丸マリンタワー株式会社（本社・横浜市）は、両施設の営業を
１２月２５日で終了すると１３日発表した。
入場者減に伴う経営悪化が理由で、マリンタワーは横浜市、氷川丸は
かつて所有していた日本郵船に売却する。

マリンタワーは横浜開港百周年記念のモニュメントとして６１年に開業。
氷川丸も同年、ホテル船として営業を始めた。
入場者のピークは９１年で、両施設あわせ約１６９万人。
だが、０５年は４５万人を下回ったという。

横浜市は「０９年の開港１５０周年に向け、耐震補強やバリアフリーの
工事をしてリニューアルオープンする」。
一方、日本郵船は「山下公園に保存する形で運営していくことを検討中」
としている。


■氷川丸と横浜マリンタワーが12月25日に営業終了
（神奈川新聞　2006/10/14） 　

横浜マリンタワーと氷川丸を運営する「氷川丸マリンタワー」
（横浜市中区山下町、成田達社長）は十三日、両施設の営業を
十二月二十五日で終了すると発表した。
ここ数年の「昭和」ブームやみなとみらい（ＭＭ）線開通などで
入場者数は微増。しかし、長年の減少傾向に歯止めがかからず
経営環境が悪化、四十五年間の運営に幕を閉じることにした。

同社は日本郵船を筆頭株主に横浜市や県の外郭団体、県内企業
などが出資して一九六一年に設立。山下公園は米軍が接収を解除
したばかりの時代。横浜開港百周年を迎えるにあたり、横浜港を
新たな観光スポットとして売り出そうと、世界一高い灯台を備えた
マリンタワー（高さ百六メートル）が建設された。

一方、氷川丸は日本郵船の貨客船として戦前はシアトル航路を中心
に活躍し「北太平洋の女王」の愛称で親しまれた。
戦中は病院船、戦後は外地からの引き揚げ船としても運用され、
引退後は横浜港に係留された。

同社は来春までにマリンタワーを横浜市に、氷川丸を日本郵船に
それぞれ譲渡する。
市は横浜開港百五十周年の二〇〇九年のリニューアルオープンに
向けて改装工事に着手する。一方、日本郵船は氷川丸の具体的な
活用策は「検討中」としている。
両施設とも、今後も保存される見通しだ。

創業以来、両施設合わせて四千七百八十七万人が来場した。
成田社長は「これほどのお客様にお越しいただいたのは、
横浜のシンボルとして広く受け入れてもらったたまものと思う。
多くの市民のご愛顧と関係者の方々からの絶大なご支援に対し、
心から感謝申し上げる」とコメントした。

十一月中旬からクリスマスまでの約一カ月間
「四十五年間ありがとうキャンペーン」を実施する。
最終日の十二月二十五日、
「ありがとう」「さようなら」の思いを込めて、
氷川丸は汽笛三声で営業終了を告げる。





　とりあえず・・・

無くなる事はなさそうなので一安心といったところですが、
なんとか、みなとみらい地区に負けないような今後の展開を期待します。

「昼想フ」で写真を撮ったみんなには、忘れられない場所です。

ギャンちゃんも言ってましたが、特に僕たちくらいの世代は、
横浜の想い出は、タワーであり、山下公園であり、
港の見える丘公園や外人墓地の「坂道」です。

今年の夏に遊びに行った、港の見える丘公園は、
人の数もすくなく、木々の手入れもされておらず
雑草が生え放題で寂しそうでした。

１２月になったら、騒がしくなる前に
束の間のお別れを、そっと言いに行こう♪

１２月の「夜想フ会」では、
「それから」…歌ってくれませんか？


もう泣いたりはしなくても
心の色　わかり合える
それでも迷った時には
この坂を歩いてみよう

仕事のこと　誰かのこと
港の向こうに浮かべて
それぞれに思い馳せても
並んで見てる春風

あのタワーの展望台は
遠くまで見えすぎるから
公園前　ホールの上
このくらいがちょうどいい