またテンプレートを変えてみた。
来月からの火曜日、アパートで創作活動などをして過ごす事になった。
センターに行ってもコレといって、昔ほどする事はないしアパートで創作活動する方が、儂にとっていいような気がしたからだ。
絵は周りに人がいると気が散って出来ない。特に儂は人の視線や動き、声などが気になり集中するどころではなくなる。「アパートで描いてみないか」という話をした時、ふと“幼い頃、一人黙々と広告の裏などに落書きや絵を描いて楽しんでいた自分”を思い出した。
その頃の儂は、一人で誰に見られるでもなく描いていた。見せるといえば おばあちゃんぐらいで、見たばあちゃんも「上手やのぅ」と言ってくれるか、プレッシャー掛けるでもなく 用事をする傍ら ただ黙って見ていてくれるだけだった。そんなばあちゃんを横で見ながら、何を考えるでもなく自由奔放に描いていた。毎日一日中描いている時もあれば、2,3日描かない日もあったり…。あの頃は何を考えるでもなく、本当にただ描くのが好きで描いていたように思う。
その頃から、今まで何かしら絵を描いていた。それは自由帳だったり、学校の図画工作・美術だったり。将来の夢は「絵描き」と言う時もあったが、本当に大人になっても絵を描く生活が続くとは儂も思っていなかった。
儂にどれだけ絵を描く力があるのかは解らないが、これからもまだ絵を描くという事は儂の生活ベースとして続いていきそうだ。
まだこれから先も続いていく様に、誰の視線を感じるでもなく、のびのびと一人描いていく時間になれば。と今 思っている。
絵やさをり、写真や編み物(今はやってない)…。どれもこれも中途半端で持続性がないと自分では思っている。だが「何をしても”儂”というものが出る。」と指導している先生が言っていた。というのをスタッフから聞いた時、“いろんな事をしてもいいんだなぁ”と思った。
儂の制作の理想は“やりたいと思う時にやりたい事を、誰の視線も感じる事なくする”というのが、今の理想だ。
それが出来る制作の場になれば。と、今 儂は思うのである。