この日はどうしても行きたいイベントが一つあった。
何年か振りに現場で頂いてしまった『風邪』が少し出足を鈍らせたが、28日(日)が最終日とあらば道中の足取りは軽い。
30分の後たどり着いた上野駅は早春の陽射しに照らされ予想以上にあたたかく木漏れ日は更に優しい。
出発が遅かった事もあり、かなりの混雑を予想していたが、意外にもそれ程の混雑はなく行列も見当たらない。
ちょっぴり嬉しい肩透かし(笑)
それではと彼女と久しぶりのアカデミックなイベント会場へGO!
受付でパンフレットをもらい案内をされると、広大な展示スペースに学生たちの4年間の集大成が一堂に会していた。
思い思いに描かれたり、作られたり、二次元、三次元と思いは様々。
二枚目の写真は千切り絵のごとく、様々な色の紙や写真、広告などを張り合わせた物。各色の配置の妙と立体感にしばし見とれ。
下の透き通る様な青い杯の焼き物は奥に映る彼女の作品。
なんでも子供の頃に魅せられた「エジプトの遺跡」に感化されたとの事で、悠久の時を経て卒業の作品にも選ばれたとか。
写真では良く解らないけど、釉薬には「マット」(間違ってもマッドではないです!)を使いあえて艶を消してあり(半分だけ!)
浸食を施された様な感じにて、内側にはダメージ加工の様な物も見受けられ、紋様の細かくて繊細な造り込みと相まって
図らずも古代遺跡ロマンを感じる壮大な一品に♪
その他にも学生たちが思いの丈をぶつけた作品がまだまだありました、とても紹介しきれません....
なので、今回どうしても観ておきたかったこちらの作品を。
地下3階の一番角に設けられたそのスペースにはやはり多くの方が集まっております。
二人も興味深々で順番に近づきようやく一番前の特等席までやって来ました。(ここは撮影禁止!)
そう!この作品をどうしても観たくて見たくて!!!
製作者の大学生が傍らに寄り添い、観覧者からの質問に丁寧に答えていました。
見た目は本当にごく普通の大学生、青年です。
だから尚更、この『時間を書く』と言う発想に感動しました。
時間は今まで見たり、聞いたりと言う事はありましたが(この場合も実際は見るなんですが...)「書く」と言う発想は
考えても見なかったです。
自分) このからくり時計を作るにあたり、システムや図面もすべて自分で?CADで起こして考えたんですか?
製作者)そうです!すべて自分でCADでやりました!
凄い!図面を引けると言う事は、この複雑怪奇な可動システムを一緒に考えだして行かなければいけません。
その前に何よりも『時間を書くと言う発想』から編み出して行かなければならないので、私の様な凡人、愚人には到底及びも付きません。
自分) 大手時計メーカーからの問い合わせはありますか?
製作者)ご覧に来られる方はいるみたいです♪
407個の切出し木材合板から紡ぎだされた文字通り『書く時計』その名も「Plock」
早くも2月を終えようとしている今、あっという間だからこそ、もう一度立ち止まり足元を見つめなおして。
この時計のように注目される『時間』そのものを自分なりに考えて見るのもワルクナイ♪
あくまで会場の雰囲気として♪
何年か振りに現場で頂いてしまった『風邪』が少し出足を鈍らせたが、28日(日)が最終日とあらば道中の足取りは軽い。
30分の後たどり着いた上野駅は早春の陽射しに照らされ予想以上にあたたかく木漏れ日は更に優しい。
出発が遅かった事もあり、かなりの混雑を予想していたが、意外にもそれ程の混雑はなく行列も見当たらない。
ちょっぴり嬉しい肩透かし(笑)
それではと彼女と久しぶりのアカデミックなイベント会場へGO!
受付でパンフレットをもらい案内をされると、広大な展示スペースに学生たちの4年間の集大成が一堂に会していた。
思い思いに描かれたり、作られたり、二次元、三次元と思いは様々。
二枚目の写真は千切り絵のごとく、様々な色の紙や写真、広告などを張り合わせた物。各色の配置の妙と立体感にしばし見とれ。
下の透き通る様な青い杯の焼き物は奥に映る彼女の作品。
なんでも子供の頃に魅せられた「エジプトの遺跡」に感化されたとの事で、悠久の時を経て卒業の作品にも選ばれたとか。
写真では良く解らないけど、釉薬には「マット」(間違ってもマッドではないです!)を使いあえて艶を消してあり(半分だけ!)
浸食を施された様な感じにて、内側にはダメージ加工の様な物も見受けられ、紋様の細かくて繊細な造り込みと相まって
図らずも古代遺跡ロマンを感じる壮大な一品に♪
その他にも学生たちが思いの丈をぶつけた作品がまだまだありました、とても紹介しきれません....
なので、今回どうしても観ておきたかったこちらの作品を。
地下3階の一番角に設けられたそのスペースにはやはり多くの方が集まっております。
二人も興味深々で順番に近づきようやく一番前の特等席までやって来ました。(ここは撮影禁止!)
そう!この作品をどうしても観たくて見たくて!!!
製作者の大学生が傍らに寄り添い、観覧者からの質問に丁寧に答えていました。
見た目は本当にごく普通の大学生、青年です。
だから尚更、この『時間を書く』と言う発想に感動しました。
時間は今まで見たり、聞いたりと言う事はありましたが(この場合も実際は見るなんですが...)「書く」と言う発想は
考えても見なかったです。
自分) このからくり時計を作るにあたり、システムや図面もすべて自分で?CADで起こして考えたんですか?
製作者)そうです!すべて自分でCADでやりました!
凄い!図面を引けると言う事は、この複雑怪奇な可動システムを一緒に考えだして行かなければいけません。
その前に何よりも『時間を書くと言う発想』から編み出して行かなければならないので、私の様な凡人、愚人には到底及びも付きません。
自分) 大手時計メーカーからの問い合わせはありますか?
製作者)ご覧に来られる方はいるみたいです♪
407個の切出し木材合板から紡ぎだされた文字通り『書く時計』その名も「Plock」
早くも2月を終えようとしている今、あっという間だからこそ、もう一度立ち止まり足元を見つめなおして。
この時計のように注目される『時間』そのものを自分なりに考えて見るのもワルクナイ♪
あくまで会場の雰囲気として♪
風邪っぴきだろうがなんのその!こちらの心配をよそに、いそいそとお出かけ支度
相方は風邪、私は花粉症に咳喘息と、二人でマスクマン&ウーマンのいでたちでした(笑)
初めて訪れた東京都美術館、特別展示もありなかなかの人出でした。
『東北芸術工科大学 卒業・修了展(東京展)』、正直学生の作品のを目にするのって初めてかも?
全ての作品に若さを感じ、「あ~歳食ったわ」と思いました
自分の作品はもとより、友人の作品の説明もしっかりこなす皆さんの友情に胸も熱くなります。
そして、個人的に「ん?と思った作品に北海道出身率が高かったのは、不思議なシンパシー?(笑)
でも題材や色使いとか、なんか根本にある”らしさ”を勝手に思いましたよ。
ほっこりしたり笑ったり、うん元気をもらいましたありがとう