革命的経済論 地域通貨+地動説経済で不況、失業、貧困を無くし、オセロゲームで世界を平和で豊かな社会にしよう

市場経済 経済主体間の拮抗力、市場の資金循環
通貨理論 通貨は何故価値が有る
地球は誰のものか?

国民発行通貨

2017-06-26 02:50:42 | 日記
現在の日銀券を国民通貨券と名前を替えるだけでよく、いたって簡単に変更できます。
通貨の発行母体を日銀から国民に替えるだけです。

日銀を代理発券機関とし、通貨を十兆円増加させたい場合は日銀のバランスシート
現金十兆円
国民からの当座預金十兆円
と記帳し
国民に平等に現金を振り込む=当座預金の返済

国民のバランスシートとしては
預金十兆円
発行通貨十兆円
と成ります。

通貨の増加額はGDP成長率、賃金上昇率などに目標を設け、目標が達成できるように金額を決めれば良いことです。

これに於いて政府は通貨発行や景気対策を行わなくてよく成り、無駄や利権を減らすことが出来ます。
政府は均衡財政を目指せば良い。資金不足なら国民に増税をお願いすれば良いことです。

資金循環としては今まで
実体経済→金融市場→財政赤字→実体経済
と回って居ました。
これでは緊縮財政、健全財政などと言えば万年不況に陥るだけでした。
また貯蓄残高が増えすぎて投機資金として暴発します。

これを
実物経済→金融市場→マイナス金利→実物経済
と回せば良いことです。
これに於いて完全な資金循環と成ります。貯蓄が無限に増殖して行くことは無く成ります。
通貨が足りなければ足せば良いことです。

金利は貯蓄の多さによりプラスもマイナスも有って良いと思います。
実質金利でマイナス金利は実現します。

金利が一定以下に下がらないことが非自発的失業を生む(ケインズ)
商品が減価する以上、通貨も減価しなければ等価交換では無い(ゲゼル自然的経済秩序)
これからはマイナス金利ということも考えなければ成らないと思います。

銀行の信用創造による通貨発行では適切な通貨発行が出来ません。
天気の時は傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げるでは困りますよね。
預金準備率を引き上げ徐々に信用創造を無くして行きます。
その分、国民発行通貨の発行余地が出来ます。
銀行は債券売買の仲介、各種手数料などで収益を得ることに成ります。

国民発行通貨なら個人消費を速攻的に増やせるので、景気コントロールが速攻的に出来ます。
国民の末端まで通貨供給が出来ますので効率的です。
市場経済で出来た格差を縮小させることが出来ます。

行うのは簡単なのですが、法定通貨の改革には国民的議論が必要で時間が掛ります。
地域通貨でも代用できますから地域通貨で先行し理論の正しさを証明するのが良いと思います。
ヴェルグルの奇跡
原始的な地域通貨+地動説経済の実例です
http://estake.tumblr.com/post/7044624315/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1-%E3%82%B2%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E7%90%86%E8%AB%96%E3%82%92%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%97%E3%81%A6%E5%A4%A7%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%82%92%E5%8F%8E%E3%82%81%E3%81%9F%E7%94%BA%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F

大恐慌中に完全雇用を実現した実例です。

通貨は国民の負債

2017-06-24 16:39:53 | 日記
という思想を理解できなければ、通貨や通貨制度、財政赤字について何も理解できない。

政府が国債を発行して通貨を得る。借り入れと現金で信用創造しただけで、資産-負債=0です。負債が増えたわけではない。
通貨を公共投資や政府費用に充当する。
公共財という資産と未徴収税債権(政府費用は未徴収税債権と成る)という資産に成り、政府のバランスシートは資産-負債=0で、負債超過に成るわけではない。

現在の通貨制度では国債発行は、単に資産と負債で信用創造しただけで、政府の負債超過に成るわけではない。
政府債務ー政府資産(公共財)-未徴収税債権=0に必ず成ります。
財政赤字=公共財+未徴収税債権ということを理解しましょう。
無駄、利権が多いと未徴収税債権が増えるけどねw
政府はお金が無ければ必ず税金、インフレ税、預金税で国民から徴収します。
故に未徴収税債権と言えるのです。

経済規模に見合っただけ信用創造で通貨を増やすのは当然の行いです。
政府は資産ー負債、両建てで増えるので債務超過、破綻する分けでは無い。
これを負債の国債だけ見て財政破綻だと騒ぐのはおかしなことです。
財政赤字が膨らんで居るのはマイナス金利というインフレ税を金融市場から徴収して居ない為、未徴収税債権が膨らんで居る。

もちろん政府は無駄が多く利権に食われるので効率的、公正では無い、通貨発行権の本来の持ち主、国民が発行するのがベターです。
通貨発行は何も政府に任せる必然性は無い。
日銀を代理発券機関とし、日銀が発行し、それをそのまま国民に平等に配れば良いことです。
国民が直接発行することにより無駄や利権の入る余地が無く成る。
景気コントロールが速攻的に出来、不況や非自発的失業が無く成り、貧困も無くせるでしょう。
近代経済の欠陥とも言うべき、通貨が生産を制約するということも無く成ります。

人類の進歩の為に早く通貨は国民の負債ということに気がつきましょう。
日銀券=日銀の負債などという虚構から早く目を覚ましましょう。
通貨が国民の負債と知れば、銀行が信用創造で通貨を増殖させることもおかしいと気が付くでしょう。


何で通貨が国民の負債かは
http://blog.goo.ne.jp/gultuki24/e/801b9ba44f28efb065ed3a2f35553d7cを参照

市場はシンプル

2017-06-22 13:47:59 | 日記
百円のものを生産したら百円の需要を創らなければ百円で売れない。
その循環を邪魔して居るのは人間原理だ。そう循環出来るようにしてやるのが政府の役目だ。

120円のものを生産できるように成ったら、お金を増やし120円の需要を創り、120円で売れるようにしてやればよいことだ。

適正にお金を増やせるのは国民発行通貨(地域通貨でも可能)だけ、天気の時は傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げる銀行通貨制度で適正な通貨供給が出来るわけが無い。

フアィナンスによる需要は駄目、フアイナンスには限界が有り、限界に来たらフアイナンスで需要を増やして居た分、需要が足りなくなり経済が縮小を始め、フアイナンスで出来た債権が不良債権化して行き経済を破綻させる。

アフリカやギリシャの現状を見て見れば分かる。フアィナンスが限界に達し、新規融資より元利払いの方が多く成っている。
フアイナンスで需要を増やせなく成れば、経済は停滞、あるいは縮小する。
債権カットを行えば債権国に被害が及ぶから債権カットして出直すことも出来ず、破綻しないように追い貸しして絆創膏を貼り、必死に破裂しないように持たせているだけだ。

先進国もフアィナンスによる需要が限界に達し、需要が停滞、あるいは縮小している。
政府部門は金融緩和し、必死にバブルを起こし需要を創ろうとしているが、バブルは懲りる、そうそう何度もバブルに人々は乗って来ない。

最後は政府部門が直接バブル創造に乗り出した。年金や中銀による株や土地市場への介入だ。
しかしいくら政府部門でもバブルを天まで登らすことは出来ない。天まで昇らしたら市場が昇天してしまうからだ。
政府部門が介入した分、バブルの崩壊は今まで無かったほど大きく成る。
世界は刻々と時限爆弾の時計の針が進むのを見つめている。

この危機を解決出来るのは地動説経済+国民発行通貨(地域通貨)だけだ。