革命的経済論 地域通貨+地動説経済で不況、失業、貧困を無くし、オセロゲームで世界を平和で豊かな社会にしよう

市場経済 経済主体間の拮抗力、市場の資金循環
通貨理論 通貨は何故価値が有る
地球は誰のものか?

近代経済史俯瞰

2017-07-19 12:22:05 | 日記
ケインズ以来、百年近く左翼は「財政破綻」「そんなお金が何処に有る」という言葉に、戦うことも出来ず敗退して来た。
もし財政破綻という言葉に打ち勝てる経済理論を左翼が持っているなら、コービンやイグレシアスは向かうところ敵なしだろう。

何しろ学費無料化、医療無料化、福祉の充実は多くの人々の望んでいること、それが実現できるということに成れば圧倒的支持を集められる。
財政赤字は税収増で返って来るなどというまやかしを言って居ても、ほとんどの人々は信じない。そんなことが起きた例は無いし、起きて居れば財政政策が財政破綻という声で頓挫させられれることも無かっただろう。

保守党や自民党の経済政策のよって立つところ、PB黒字化、健全財政がまったく意味をなさなく成る。両党とも存立の危機に見舞われるだろう。

『赤字は拙い』『景気対策は政府が行うもの』という常識という思い込みが、財政破綻という言葉に打ち勝てる経済理論を考えることを妨げている。

財政と景気対策を切り離せば政府は財政赤字を出す必要が無い。景気対策をすればすれほど税収が増えPBが黒字化する。建設国債も出す必要が無く成るでしょう。無駄と利権に満ちた公共投資も少なく成る。景気対策という名目が無く成れば、必要な公共投資だけが行われるように成る。

景気対策は『通貨は国民の生産力を担保に、国民の資産と負債で信用創造されるもの』という通貨思想が理解できれば、通貨制度で自在に景気をコントロール出来るように成る。
銀行の為に、銀行が通貨発行できることを可能にした、銀行通貨制度から脱却することが出来る。
天気の時は傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げるという、景気逆温度調節機能付き銀行通貨発行通貨制度のままで良い分けが無い=これが財政赤字が必須に成る原因です。

通貨を基本に返って考えて見れば良く分かること。無人島で百人で分業化経済を始める。
通貨が無いので通貨を創りたい、どうやって造るか?
みんなで相談して、みんなの生産力に見合った通貨を造り、みんなに平等に配るしか無いでしょう。足りなければまた平等に配る。
これが『通貨は国民の生産力を担保に、国民の資産と負債で信用創造されるもの』という通貨思想の原点です。

近代経済の欠陥『豊饒の中の貧困、ケインズ』お金が生産を制約するという欠陥も、国民発行通貨制度に成ればお金が生産を制約し無く成り、飛躍的にGDPが成長することに成る。
学費無料化も医療費無料化も福祉の無料化も当然出来、貧困も無くすことが出来るでしょう。

左翼よ財政破綻という言葉に打ち勝てる経済理論を持て

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