阪神の新人7選手が6日、鳴尾浜の虎風荘に入寮した。ドラフト2位ルーキーの一二三慎太投手(18)=東海大相模=は溶連菌感染症のため、この日の入寮を見合わせた。5日にのどの痛みと38度の発熱を訴え、9日から始まる新人合同自主トレへの参加は未定。期待の右腕の船出は、思わぬアクシデントに見舞われた。
◇ ◇
期待の右腕が“嵐の船出”だ。この日、午前中に虎風荘への入寮が予定されていた一二三だったが、5日に38度の発熱とのどの痛みを訴えダウン。堺市内の病院で溶連菌感染症と診断され、ドクターストップがかかった。
同感染症は感染力が強く、学校保健安全法では伝染病の一種に指定されている。発熱、のどの痛みが主な症状で、現在は平熱に戻るなど快方へ向かっているが、大事をとった形だ。
代わりに母・博子さんが虎風荘を訪れ、運び込まれた荷物の整理などを行った。報道陣には「熱は平熱に戻ったんですが、のどの痛みがあって、ものを食べるときにつらそう」と自宅療養中の様子を明かした。
今後について入寮日は決まっておらず、9日からの新人合同自主トレ参加も未定。球団広報は「様子を見ながら判断していくことになる」と発表した。4日に大阪市内で自主トレを公開した際は体調に問題はなく、ブルペンで捕手を立たせたまま50球の投球練習も行っていたが…。張り切りすぎてしまったのか、思わぬアクシデントが期待の右腕を襲った。
昨年12月の新入団発表では、高卒1年目での新人王を目標に掲げていた一二三。出遅れ感は否めないが、焦る必要はまったくない。将来のエース候補として、遅れを取り戻すだけの時間と才能は十分にある。
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期待の右腕が“嵐の船出”だ。この日、午前中に虎風荘への入寮が予定されていた一二三だったが、5日に38度の発熱とのどの痛みを訴えダウン。堺市内の病院で溶連菌感染症と診断され、ドクターストップがかかった。
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