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熊野古道 大辺路を歩く その2: 長井坂

2015年02月20日 | トレッキング
大辺路歩き二日目は、周参見から見老津までの約10キロです。朝8時半過ぎ、ホテルのバスで周参見駅まで送っていただきました。




身仕度をするために駅の中にはいると、伊勢海老づくし! 




伊勢海老漁の説明もさることながら、いろいろなコレクションに目を奪われます(^^)




伊勢海老好きとしては、すっかりはまり、あれこれ写真を撮って、ご満悦。




相棒の方は、伊勢海老とロブスターの違いとか、知識を仕入れていました。




伊勢海老の勉強をたっぷりして、ザックの準備をして、出発したのは8時50分でした。




あいにく、この日は雨。ザックカバーをかけて、折りたたみ傘をさして、舗装道路を歩くこと20分、馬転坂(うまころびざか)入口に到着です。




コンクリート工場のようなところを抜けると、馬転坂の登り口です。雨の中、これを登るのかと思うと、めげますが……。




すぐに、山の中の歩きやすい道になりました。




すぐ下に線路が見えます。まだまだ、人里です。




このぐらいの斜面を、登っていきます。




間違えそうなところには、簡単なものではありますが、ちゃんと標識がありました。




登り口から25分、造成地のようなところに出てしまいました。海の眺めはいいのですが、別荘地開発に失敗したのかというような荒地です。




標識がみあたらず、ちょっと迷いましたが、5分ほどで無事、森の中の道に戻りました。




まだ雨は降り続いています。このあと、ちょっと急な下りを下って……




海沿いのフェンスのあるコンクリ道に出ました。




しばらく、車の通る国道を歩きます。このすぐ先に、長井坂の案内板があります。雨の中、駅からここまで1時間10分かかっています。




現在地は、「西浜入口」。手持ちの地図には、和深川王子神社にトイレマークがありますが、この案内板にはありませんでした。




国道にお別れして、水田の脇の道を歩き……




線路脇を歩くと……




林道歩きになりました。




国道に出てから20分で、「タオの峠」があり、森の中の道に戻ることができました。




シダだらけの道になったり……




林の中になったりします。




今年一番のスミレです! ピンボケですみません^^;;




林の中にはいって喜んだのもつかの間、15分でまた集落にでてしまいました。




棚田の向こうを、列車が通ります。気づくのが遅く、ちょっとタイミングが悪い写真です。




「西登り口まで2.3キロ」の標識。2.3キロ、車道歩きが続くということでしょうか。




シカ害に悩まされているのか、しっかり柵でおおわれた水田です。




雪国では稲刈りのあと、稲の株だけが残り、冬の到来を感じるものですが、ここは暖かいせいか、稲穂が出てきています。




水田やビニールハウスが続く道です。日曜日の朝10時半過ぎですが、人っ子ひとり通りません。




「西登り口まで2キロ」の標識です。




和深川王子神社の隣に設置されたトイレです。やはり、新しそうですね。ありがたく、使わせていただきました。




神社にお参りし、なんとか雨がやんだので、手に持っていた折りたたみ傘をたたんだりして、5分ほど休憩しました。




神社の先を歩いていると、こんなお花が! ツツジでしょうか。雪国から来た者には、新鮮な驚きです。




相変わらず、ほとんど人も車も通らない集落の中を歩いていると、菜の花畑がありました。うれしい春の到来です。




スミレよりは、きれいに撮れたかな?




列車の来る音がしたので構えていましたが、やっぱりこんなピンボケになりました^^;;




和深川王子神社から0.8キロを15分ほどで歩きました。そろそろ西登り口でしょうか。




道路の建設現場、この下へと下って行くようです。少し下ると、ベンチがあったので、ザックカバー、傘などをしまって10分ほど休憩しました。




建設中の道路の脇の橋を渡って……




やっと森の中へと戻りました。




古道の雰囲気満点の登りです。




「見老津上り口まで4.3キロ」の標識。この日の終着点は、見老津駅です。




この程度の登り坂を登り……




ときどき、ジグザグに曲がります。




ほとんど平坦だったり……




多少、勾配があったりします。




この日も、長そでTシャツにウールのボタン付きシャツ、レインヤッケという服装です。




雨のあとですが、大きめの砂利の道は滑ることもなく、傘もしまったので快適です。




西登り口から20分、まだ登りは続きます。




「見老津上り口まで4キロ」の標識。ほとんど道は平坦になり、快適に歩いていました。




海がよく見えますが、工事現場のようなものも見えます。




日も射してきて、ランランラ~ン♪




道の駅への分岐を過ぎると、地図にもあった「版築」の道があらわれます。




カマボコのように、左右から盛り上げられた道が続きます。




ところどころ、シカやイノシシがはいれないように、柵が施されていました。




普通の高さの道と……




版築が交互にあらわれます。




左側は谷、右側が山になっている道もあり、このへんは、奈良の滝坂道で一人で道に迷ったことを思い出して、相棒と笑っていました。




「見老津上り口まで3キロ」の標識。そろそろお昼ご飯を食べようかということで、このへんで30分近く、休憩してしまいました。




休憩後、このへんはまだ、海が見える、なんてのんきに写真を撮っています。




13時20分、見老津の町が見えたころ、あせり始めました。14時13分の電車に乗る予定ですが、見老津上り口から駅まで20分は歩くはずです。




このへんから、走り始めました。相棒は、ゆっくり歩けばいいといいますが、次の電車は3時間ぐらいありません!




「見老津上り口まで2キロ」の標識。この時点で13時30分。もうダメか、とあきらめそうでした。




さすがに写真も撮るのをやめて走り、15分後、「見老津上り口まで1キロ」の標識。いったん県道に出ます。




林の中に戻ると急な下りで、身心共に疲れました 。先に歩いてくれた相棒が撮った「長井坂東上り口(見老津上り口)」の写真です。




この古道の保存状態がいいのは、「昭和40年頃まで道に沿って電柱があり、保守の必要があったこと、見老津地区の区有林で、

植林化せずに雑木林で残されたこと」によるそうです。自然の道を保存してくださって、ありがとうございます 




登り口から道路に出てみると、駅まで20分以上かかると思い込んでいたのが、見老津駅はすぐそこ! 走りました!

無人駅の改札から駆け込み、電車が来ている警報を聞きながら線路を渡り、ホームに立ったころ、電車が来ました!

無事、見老津駅14時13分発、新宮行きの電車に乗り、車窓から撮った海です。




15時37分、無事、宇久井駅で下車。15時50分のホテルの送迎バスを予約してありましたが、もう駅前で待っていてくださいました。




チェックインして、お風呂にはいって……。18時半に夕食タイム。やっと、伊勢海老のお造りにありつける! ウヒヒ……。




この日の宿は、休暇村南紀勝浦。お風呂から海がよく見え、露天は傾斜地に2ヶ所、一人用の陶器のお風呂もあり、静かに海を満喫。

夕食のコースは、「南紀のまぐろ三昧」。まぐろ4種盛り、左側の大トロ、右側の赤身が秀逸でした。

伊勢海老のお造りはオプションです。漁で採れたら、という条件で予約してあったもの。小さめですが、プリプリで美味でした!

この他にも、まぐろのホホ肉のフライ(これが、予想外に美味)、まぐろと和牛の変わり鉢(肉なんていらない、と思ったのに美味!)など、

お酒のつまみはふんだんにあり、ミニバイキングで野菜も摂取。オプションをのぞいて1万2千円ちょっとのプランは、大満足でした。

お風呂と海の幸を堪能して、ぐっすり寝て……。最後の日は那智大社に向かいます。
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2 コメント

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こんにちは ^^ (なかちゃん)
2015-03-03 15:31:46
2枚目の電車の写真は、ピンボケではないですね。
動いている電車に対して、シャッタースピードが負けてしまったんです。
もう少し早くするか、あるいはマニュアル撮影の練習をしないと…ですね。
流し撮りも少しやってみれば面白いと思いますよ ^^

ぐーちゃんさんは、お肉はいらない…になるんですね。
ボクは魚は富山でも充分に食べられるから、観光地に行ったら『魚はいらない』になります (^^;
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なかちゃん、こんにちは (ぐーちゃん)
2015-03-03 16:01:41
は~い! 
ちっとも勉強しない怠けものがばれちゃった^^;;
動いているものを撮るモードもありますね……。

牛肉、好きですよ~。なんでもかんでも
たくさん並べる旅館の料理、というものが
あまり好きではないので、伊勢海老と、
マグロさえあればいいさ、と思ったんです。
富山より魚がおいしいところはない! かしら……
ご自分の地元に誇りが持てるっていいですね(^^)

なかちゃんのブログで、勝手に息子さんの人数を
増やしてしまって、ごめんなさい
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