猫らいふ。

~「ねこきち」と呼ばないで…~

私の猫歴。

2013-06-13 09:13:59 | むーちゃん(猫)
 私は自分が生まれてから結婚するまでの21年間、
ずっと猫がそばにいました。

多い時で4匹同時に飼ってました。

私の子供時代のアルバムを見ると、
腕に一直線の猫の引っかき傷がついてる写真があります。
引っかかれようが噛まれようが、
私は猫が大好き。

ぶち柄、キジトラ、シャム(純血)、ペルシャ…
と色々。通算で10匹以上は飼ったと思う。

シャム猫は家の母が言うにはとても頭が良かったらしい。
「かかれ!」
というと本当にかかっていったと。
(…何にかからせたのかは不明)

私が中学生くらいの時から、キジトラのメスの親1、その子のメス2匹を飼っていた時期があって、
「避妊」という考えもお金もなかった我が家は
発情期後、妊娠し、出産を迎えると
「お腹なでて~」
とかわるがわる私のもとにやってきていた。

猫も痛いのだ。

そのまま出産が始まり、ほとんど産婆状態。
逆子の時は祖母を呼び、引っ張り出してもらった。

不思議なことに、狙ったように、私が休日か、学校から帰ってきてから
出産という、…産婆ご指名?

そんなメスの親子3匹の中に、
ある日キジトラのオス猫を飼う日がやってきた。

それが私の1番好きだった猫なのだが、
出会いも運命的だった。

伯父が家に来る途中で、伯父の軽トラに
気づいたら乗っていた…というような感じだったと思う。

1歳は過ぎてるかな…というようなオス猫。

そのまま家で引き取ることになった。

とても人が大好きでとにかく人懐こかった。
私が頭をなでると、抱きついてきて、
胸のとこにピタッと張り付いて顔やら首やらベロベロ舐められた。
まるで犬のような猫。
名前は「ゴンタ」。
成長するに従ってかなり大きな猫になった。

ゴンタは去勢してもらったせいもあるのか、
大人しく、人をひっかくということもなかった。

が…

とてもいたずら好き。

ある日は私の2階の勉強部屋から、シャーペンやら消しゴムやら
1個づつ1階まで持ってくる。
またある時は、高校生の時に部活動で(漫画研究部)
模造紙(畳1畳分くらい)の作品を、明日の展示会に
間に合わせるべく、夜も頑張って描いて、
いったん休憩でその場を離れ、戻ると
ゴンタが模造紙に爪痕を点々と…。

もう、セロテープでごまかし、
そのまま出品した。

ゴンタは頭のいい猫で、
畑で働いている両親を、お昼になると呼びに行ったり。

また優しい猫でもあった。

メス親子3匹のうち、メス親子ともう1匹のメスの子供との相性が悪く、
なぜか本当の親子なのに喧嘩をすることがたびたびあった。
そんなときにゴンタは、そのメスの子供を抱いて寝たり、
面倒を見てあげたり。
ゴンタが間に入ることでこの4匹はうまくいっていた。

それがはっきりわかったのがゴンタが病気で
天国へ行った後だった。

メス親子3匹は急速に仲が悪くなり、常に喧嘩状態。

ゴンタは本当に優しくて、思い出がいっぱいの猫です。

私の猫歴はこんな感じです。

さてさて、今日のむーちゃんは、
朝からチョロチョロしていた。

「んギャ!!」

という鳴き声が聞こえた。
どうやら洗面台付近ををチョロチョロしているときに
娘にしっぽを踏まれたらしい(笑)。
「ごめんごめん」
と娘も平謝り。
しっぽが長いのも大変だね、むーちゃん。



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