台北旅行記 一日目 周杰倫台北コンサート!!!

昨日、台北から帰国しました。
本当に夢のように楽しくて、幸せな旅でした。。
今回の旅でもらったものが自分の中であまりにも大きすぎて、一体何から書いていいのかわかりません。。。

興奮状態が持続しているためか、連日の睡眠不足で正直よれよれです（苦笑）。
でも、刻一刻と自分の中から大事な記憶が失われていくのがわかるのです。。
できることなら、今回の旅の記憶をすべてそのまま自分の中に留めておきたい。
それが叶わないなら、せめて今書き記せることだけでもここに書き記しておきたい。。

まずは、旅の始まりから。。。

興奮と緊張でよく眠れずに迎えた11月10日の朝。
まだこれからなのにこのまま体力が持つのだろうか。。と不安に駆られ、秘蔵の高級栄養ドリンクをチャージ。すぐこういうものに頼る（笑）。
天気も気候も今一予測しづらい今の台北。
寒さに弱い私、寒さ対策のことばかり考えて服の準備をしていたのですが。。
ひょっとしたら昼間は暑いかも知れない？とはたと気づいて急遽半袖なども加えたりして、やっぱり大荷物。。前より少しは荷物減らせたつもりだったのになあ。。
旅行上手への道は遠い。。
電車に乗ってたら曇り空の向こうにちょっと光が差してきた。。
台北の天気はどうかなあ。。

今回は友人Aとの2人旅。名古屋で落ち合って、空港へ。。
台北旅行も3回目、さすがに空港の手続きなどはマスター済み。
とはいうものの、のんびりしてたら若干搭乗時刻に遅刻気味。気をつけねば。。
機内で聴ける音楽メニューの「依然范特西」を聴きながら一路台北へ（あ、BGMは「一路向北」がよかったかな？）。。次に乗るときは「我很忙」に変わってるのかなー。

飛行機の上から見ても雲が多かった台北の空はやっぱり曇り。
気温は。。うーん、出てきたときの名古屋よりはちょっと温かいくらい？動けば暑いけど、じっとしてるとそうでもないくらいの微妙な感じ。。
寒さを恐れて家を出るときに着てきたキルティングのジャケットは要りませんでした。。はい、また一つ荷物増えたー（苦笑）。。

今回は初めて空港リムジンバスを利用。
のろのろしていたせいか人気のない通路をこっちでいいのか？と思いながら通っていくと。。あー、ありました、国光のバスチケット売り場。チケット買って、すぐその前がバス乗り場、流されるように、あれよあれよという間に出発。
次回もリムジンバスで大丈夫そう。。

うとうとしている間に無事台北駅へ到着。
ホテルでブログでお知り合いになった方々と合流し、いざ、板橋へ！
今回下調べが今一で会場までの道がよくわかっていなかった私も、みなさんのおかげで無事たどり着くことができました。ありがとうございました。
板橋体育場について見ると。。すごい数の人、人、人！
実はそれまでもう一つ実感がわかなかったのですが、ちょっと興奮してきました。。あー、本当に今からコンサートなんだ。。今、この中にJAYがいるんだ。
ドキドキ、そわそわ落ち着かない。。どうしよう。どうしよう。。どうもしないけど、どうしよう。。

私達のホテル着が思いのほか遅かったので（待っていただいて、すいません。）、会場に着いたのは結構遅めでもちろん後ろの方。。（ちなみにロック特区。。）
一番前の方は一体いつから並んでいたのでしょう。。
グッズ販売を見に行こうとしたものの、これまたものすごい列でとても見にいけそうになくあっさり断念。。
3年ぶりだもんね。。台北のファンも待ってたんだよね。この日を。
そう思ったら、ちょっとうれしくなったな。。

さて、心配なのは空の様子。。
曇り＆風もあって今にも雨が降りそう。。
やっぱり雨なのかなあ。。雨男だもんなあ。。

そんなこんなで開場時刻になりにわかに緊張が高まります。。
開場と同時に前の一団がすごい勢いでダッシュしていく。。
ひえー、つまずいてこけそうで恐い。。実際、食べ残しのごみに滑って転びかけてる人もいました。。
まあ、後ろの方の私達はそんなに殺気立つことなく入場できましたが。。

開場に入ってみると。。
わー、ステージが近い！
中央の花道近くはもちろん人で埋まってましたが、その他はまだまだ空いていて後ろの花道はすぐ近くまで行ける。
こんなに近くでJAYが見られるなんて。。どきどきする。。

ステージの両側にスクリーンがあって、待っている間ずっと「カンフーダンク」の予告編が流れていたのですが、これがまた無茶苦茶カッコいい。。
当初危惧していたあの頭がしっくりきちゃっていて不思議。。やっぱりJAYは動くと違う。。本当に早く見たいなあ。。

雨が降るのか降らないのか微妙な感じのまま、だんだん日が暮れて。。
垂れ幕にいろんな光の模様が映し出されてきれい。。

そして。。19時30分。ほぼ時間通り、開場の光が落とされて、ついにコンサがはじまりました！きゃー。。
垂れ幕にJAYの顔のホログラムが映し出されます。。
3Dと言っていたのはこのことだったのね。。
垂れ幕が落とされてステージの上の方に何本かある機械の腕のようなものが、ガキガキ動いて。。なんかすごかったけどよく覚えてない。。トランスフォーマーにヒントを得たってやつですね。
とにかく大掛かりなセット。。巨砲さんが頑張ったんだなあ。。

舞台に気を取られている間にどこからわいて出たか黄金甲の兵士達がわらわらと出てきて。。あ、1曲目は「黄金甲」なんだ、と思ってる間に。。
来たー！JAY!!
「黄金甲」のMVっぽい紫の衣装に長ーい羽を何本も背負うという美川憲一もびっくりのファッションに、頭はちょんまげ！
しかも動くたびにゆらゆら揺れて今にももげそう。。
最初はJAYがそこにいる！と言う感激より、笑いのツボに入ってしまいまして、正直、お腹抱えて笑ってしまいました。。
やっぱりJAYはやってくれましたね。さすが！
もう、そんな突っ込みどころ満載なJAYが、愛しくて仕方ない。。大好き！
ちなみにあのちょんまげ（？）を見て「里見八犬伝」の真田広之を思い出しましたー。関係ない（笑）？

それにしても、今回もJAYのヘア＆ファッションはすごかった。
一瞬パジャマかと見間違うピンクのチェックのスーツとか、ラメラメのパンツとか。。白いスーツはカッコよかったけど。。他にもいっぱいあったと思うけどどんどん忘れていく（涙）。
頭の方は。。これ明らかに失敗した？と思われる微妙なヘアのはね具合とか、ちょっといかにも載せてます風の黒々メットヘアとか。。
まあ、私的にはすべてOKですので（笑）！

しかし、あれだけの衣装換え＆ヘアチェンジ（笑）をして、舞台裏はすごいことになっていたのでしょうね。。
スタッフの人々の苦労が伺い知れます。。Emilyさんもさぞ大変だったことでしょう。。
でも、そこまでして観客を楽しませようというJAYのエンターテイメント精神（芸人魂？）には本当に頭が下がります。

メインの舞台の両側に垂れ幕があって、ひょっとしたらここにも来てくれるのかな？と思っていたら。。
いきなり幕が落ちてバンドを従えたJAYが登場。慌てて前方へ走っていきました！結構近い！私が普段行っているライブハウス並みの近さと言ってもいいのでは？
「不能説的秘密」を歌う姿に惚れ惚れ。。もちろん、私も熱唱。。
一人じゃ歌えなくても、JAYと一緒なら歌える。。
JAYにも届いたかな？この歌声が。。

JAYはメイン舞台だけじゃなく、結構花道の方にも来てくれて、後ろの花道に来たときには無茶苦茶近かった！ただし、お尻が（笑）。ちょうど、モニターのところでそこに来ると必ず後姿。ちなみにお尻は締まっていて小さかったです。。まあ、お尻もいいんですけど、一回いたずらっ子みたいにチラッと振り返ってくれたことがあったんです！きゃあー。。。あの一瞬を切り取りたい。。

今回、何の曲をやってくれるんだろう？って昔の曲も歌えるように結構復習していったのですが。。
実際は「蕭邦」以降のアルバム、シングルからの選曲がほとんど。
昔の曲は最後の「雙截棍」ぐらい。。新譜の曲もほとんどやったんじゃないかな？
コンサ前に新譜を手にできなかった（できた人もいるでしょうが。。）日本ファンはちょっと悲しい。。私は、ネット上で聴きまくってましたが。。
それにしても、この新譜、本当にPOPで、JAYのメロディメイカーとしての才能がさらに冴え渡った素敵なアルバム。。
現地でようやく手にしたアルバムを、今聴いてはコンサのことを思い出して泣きそうになってしまいます。。
気がつけば、コンサの思い出が詰まったこのアルバムが一番好きなアルバムになってるかも。。

JAYの楽器を弾く姿が本当に好きなのですが、今回はピアノはもちろん、ギター、古筝、ドラムも披露。。本当にカッコいい。。
「不能説的秘密」の中の宇豪との連弾も聴けたし。。
「最長的電影」のピアノ（透明の。。）の弾き語りは胸にぐっときました。。本当にいい曲。。
それに、まさか歩きながらギターの弾き語りで「淘汰」を歌ってくれるとは思わなかったなあ。。

他にもゲストでバグパイプ演奏、胡弓の演奏、ストリングス演奏などもあり、本当に贅沢な演出。。
そういう演出を挟みながら裏で衣装換えをして次の曲の準備をして。。そういうコンサートのつなぎ方も見事で台北の人の段取りの上手さのようなものを感じましたね。。
過剰なほどの盛りだくさんの内容を詰め込みつつも、定刻どおりに始まり、だいたいきっちり3時間で終わる。一つの作品として一つのステージを作り上げる能力というかプロ意識というか。。すごいとしか言いようがない。

「聽媽媽的話」で周潤發と張学友がビデオ出演したときもびっくり。。
本当に贅沢。。これも、JAYの人徳のなせる業なんでしょうね。。

映像と言えば、ダンサーズのみなさんや、バンドメンバーの紹介映像のようなものも流れました。バンドのみなさんも無與倫比演唱會のときと同じメンバーもいらっしゃいましたね。JAYが周りの仕事仲間を大切にし、その人たちもずっと長くJAYを支えてくれてる、その結束の強さが感じられてうれしかったですね。

ダンサーズといえば、今回もパワフルなダンスを披露。。
「夜曲」と「迷迭香」のときのJAYとセクシーダンサーズとの絡みはちょっとびっくりでしたけど。。若干動きの硬いJAYが可愛い。
それにしてもJAYはダンスが上手くなりましたね。「本草綱目」（だったかな？）のダンスなんて惚れ惚れしちゃいましたよ。。でもついつい「ママ、僕こんなにダンスが上手くなったよ！」って得意気な顔が目に浮かんでしまうのはなぜでしょう（笑）。可愛いなあ。

地元台北ということで、JAYもリラックスしていたのか、とにかくMCが多かったのも印象的。ほとんど聞き取れないのが悲しいですけど。。
こんなにたくさんJAYのしゃべりを聞けるのもすごい贅沢。。
費玉清さんも長々としゃべっていたが。。。さっぱりわからず。。でもJAYの歌の物まねしてたのは笑った。。あ、「千里之外」がデュエットで聴けたのはうれしかったなあ。
方文山氏や黄俊郎氏も花道に上げてお話。。黄氏は微妙な踊りもさせられてた。。
あ、ゲストのウィルはダンスはすごかったです。ムーンウォークも上手だった。
歌は微妙だったけど（笑）。
アラン・コーはよくわかりませんが（すいません）、本人がノリノリだった（笑）。
まあ、とにかくたくさんの友達に囲まれてリラックスしているJAYの姿を見られてうれしい。

ロック特区の中は結構流動的に動けたのでJAYを追いかけて走り回り、応援うちわを振りまくり、ジャンプしまくり、歌いまくり、「JAY～！」「杰倫～！」と叫びまくり。。とにかく、普通にライブとしても満喫しまくり。。燃え尽きました。。

私の目に映ったJAYは本当にカッコよかった。可愛かった。素敵だった。
音響ももうひとつだったり、声の出も完璧ではなかったかもしれない。歌の出だしで遅れることも多かった。でも、そんなことはどうでもいいと思えるくらい、本当に楽しい、最高のコンサートでした。

短期間の間にこれだけの盛りだくさんの内容を企画し、成し遂げることが出来るJAYとスタッフに感服します。
才能はもちろん、面子へのこだわりと、台湾人的なエネルギッシュな実行力のなせる業でしょうか。。。
これだけ贅沢な内容が一日限りだなんてもったいない（一日限りだからこそ贅沢に出来るのでしょうけど。。）。早く、ライブDVD出ないかなあ。。

それから、今回一緒に参加してくださった方々のおかげでコンサの楽しさが倍増どころか倍倍倍増（？）しました。本当にありがとうございました。

アンコールの「陽光宅男」のJAYのジャンプが可愛い。。
最後は「雙截棍」で雙截棍さばきも披露して締め。。
ロック特区ではアンコールの声もありましたが、他はあっさり帰って行く（笑）。。
まあ、確かに全体のステージが完成されていた感じなので、付け足すこともないかな。。

はあ、終わっちゃったな。。本当に終わっちゃった。。
終わったことにも今一実感がわかないまま会場をあとに。。。

そのあと、ブログで知り合った方々とお会いできたことは本当にうれしいことでした。本当にありがとうございました。
もともとあまり社交的な人間ではないもので、正直言って、こういう形で交友関係が広がっていくことが、信じられないです。。
それも、全部JAYの力なんだなあって思います。
JAYが私の世界を広げてくれる。。
初めてJAYの曲を聴いたときに感じた、自分が「自由」になっていく感じ。。
それが、現実のものになっていっている。。ありがとう、JAY。

その後、皆さまで行ったカラオケ。。
実際はカラオケというか、JAYのMV見ながら（JAYの声も流して）、一緒に歌ってただけなんですけど。。楽しすぎです！
大きい画面でJAYのMVをみられるだけでもうれしい。。
そして、JAY大好きな皆さまと一緒に、MVに突っ込みながら（笑）、JAYの歌を一緒に歌えることが本当に幸せ。。本当にありがとうございました。
台湾のカラオケって初めて行きましたが、高級な感じなのですねー。なんだかホテルみたい。。室内にトイレが付いているのには笑ったけど。。

ちなみに暴走する私の愛と熱意の被害者となった友人Aよ。。ごめんなさい。。
カラオケの途中で疲れて眠りながらも、好きな歌にはしっかり反応して目覚めていたとのこと、コンサートも楽しんでくれたようだし。。。
ホテルに着いたらぐったりでしたが。。

こうして、終わった怒涛の一日。。
本当は全部全部巻き戻して何度でも見てみたい。。
もう一度、JAYの姿を見たい。JAYの歌を聴きたい。
人は忘れるから生きていける、と言うけれど。。
この日のことは少したりとも忘れたくない、私の大切な大切な宝物です。

正直、心は当分台北から帰ってこれそうもありませんが。。
時間をかけて、現実生活と折り合いをつけて行きたいと思います。。

あまりに長すぎる記事。。途中で切るに切れなくて。。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

あ、今思ったけど、結局雨はちょっと降りかけただけで、ほとんど降らずに終わりました。でも、雨だったらJAYの頭の方は大丈夫だったのだろうか。。もし降ってたらちょんまげも重みでもげてたかも。。ごめんJAY。。

追記。。訂正。
あの髪型はちょんまげとは言いませんね。。間違えました。すいません。。ここに謹んで訂正させていただきます。
なんていうのかわからないけど。。ポニーテールでいいのか？