書架。

肩こりで右腕がしびれた。

秋の巡礼【松本篇】

2006年10月28日 | 巡礼記
週間天気予報が気になってしょうがなかった日々も経ち、旅行当日。
祝福されたようにいい天気だ。
日曜夕方から崩れるらしいが知ったこっちゃないね!
12:30あずさ11号に乗り松本到着、同じ電車でみやび到着。
13:00 しなの9号でユル合流。
あまりの揺れに電車で酔ったらしい。

13:22 駅前の土産物屋を物色していると、とんはいより入電「まだ安房峠を越えてない」
とんはいは岐阜から北上して、北アルプス越えで松本にむけて爆走中であった。
仕方がないので、先に食事を済ませることに。
土産屋で近辺のおいしい蕎麦屋を教えてもらい昼食。

14:00 とんはい合流までの時間つぶしに松本城に向かうことにした。
駅で地図を見、だいたいの方角と距離をつかんだら適当にジグザグに歩く。
知らない土地でやるからこそのお楽しみだ。
いい感じに老朽化した建物を目指したり、途中にあった歴史ありそうな紙屋に寄ったり。


城到着。見えてきた天守閣に全員「小っさ!」

中は有料なので堀まわりを歩く。
堀の鯉のでかさは並じゃない。
バキュームの如く周囲の水を吸い込んでエサをねだっていた。

城から旧制松本高校を目指す。
途中にある土産物屋、店先の焼き物に釣られ入ったら清酒の古酒があった。
500mlで12,000円位。あとでとんはいに買っとけと怒られる。
隣の喫茶店でジェラートを買う。旅先では食べとかないとね。
15:15 とんはいより入電「松本市内に入ったけど、激混みで近寄れんわ」
松本駅周辺の道路は、すぐ北側にある山(丘?)を避けて道路が走るため、多数の道路が駅周辺で合流して渋滞になるようだ。
しかし大阪や東京のような大規模地下街が見当たらないようだし、道路を地下に潜らせれば改善の余地はまだまだありそうだなぁ、と感じた。

15:25 旧制松本高校(松本市あがたの森文化会館)到着、入り口でとんはいを待つ。


16:00 ようやくとんはい合流!
いわく、「アルペンルートで観光バスに詰まって、狭い道で追い抜くこともできなくて、ずーっとイライラ!」
後にもっと楽な高速使用のルートが判るのだが、後の祭り。
とりあえずご苦労様でした。

館内に入る。玄関に靴箱がないので、昔から基本土足だったのかな?



入り口正面の階段。厚みのある手すりがステキ。

教室は図書館や公民館となり、利用する地域市民の人たちでにぎわっていた。
当時の再現教室が一室残っていて唯一机と教卓が並ぶ。


生徒の机は珍しい椅子一体型だった。黒板は利用禁止w
写真がざらついているのは、光量の足りない場所で感度を上げて撮影したため。
携帯のカメラではこれが限度だなぁ・・・



コの字型の校舎に囲まれる中庭。


これで今回の巡礼の最重要目標をクリアできた。
館内を一周したあと公園散策。並木を形成する樹木の太さに圧倒される。
登って座りやすそうな枝ぶりに全員うずうず。


日没まで公園でのんびり。


初日のベストショットは秋空。

17:00 松本出発、木崎湖を目指す。
歩きと車、昼と夜では景色は大違いで、夏に寄ったローソンがなければ曲がりそこねる所だった。

18:20 アルペンハイム山正到着
松本駅周辺の混雑を抜けるのにかなり時間がかかったので20分は遅れた。
地図の距離から所要時間を出したら、1.5倍は安全率を見るべきですな。

そして初利用なのに再訪と間違えられる私。
ここはただいまと言っておくべきだろうかw


右の白い建物がアルペンハイム

18:40 すぐに夕食、ボリュームが異常。
これが一泊二食付き6500円の量かと。
前回の巡礼の際に言っていた、巡礼者専用のプランとはこのことである。


とろろとうずら卵が入ったまりえ蕎麦も出た(写真右端)。

19:30 各自風呂に入る。
風邪が抜け切っておらず、風呂上りの麻雀で湯冷めしそうなのでパス。
麻雀は持込み。というかコイツの重量のために他の荷物をあきらめた。

事前に麻雀したいと連絡を入れたので、両隣が外壁の飛び出した部屋に入れてもらえたようだ。
だが音を気にして薄蒲団をテーブルに敷くのがここでの嗜み。
結果は体調不良より集中力が欠け大敗。上がり牌を間違えるチョンボまでかます始末。

自分以外全員DSを所持していて、任天堂の底力を見た気がした。
マイナー好きのみやびが持ち込んだDSゲーム、チンクルに爆笑。


主人公は全身緑タイツのオッサン35歳

00:00 就寝。
他の面子はバンドブラザーズで02:30まで起きていたらしい。
薄くかかった雲のせいで星は見えなかった。残念。

秋の巡礼【木崎湖・ダム篇】につづく
秋の巡礼【序章】を読む



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