書架。

肩こりで右腕がしびれた。

Walking - Watching

2007年03月13日 | 徒然
通勤に15分ほど地下道を通る。
信号などの障害物がなく、皆が同じ方向に歩いているので、半ば寝ていてもたどり着く。
あまりにも見るものがないと、前を行く人の歩き方に目が行くようになる。


刺激の少ない道では、歩き方にその人の地が良く出ていて面白い。
始業間近の慌ただしい時よりも、少し余裕のある時に顕著に出る。
急いでいると(現状の筋肉に)最適化されてしまうのだろう。


男性8女性2ぐらいの比率で人が流れていく。
歩き方は、圧倒的に女性の方が悪い。
爪先の細い靴や、ヒールの高い靴を履く弊害なのだろう。O脚も多いようだ。
非常にもったいない。
歩き方を整えるだけで、女性は5割は美しくなるというのに。


私は昔からよく歩き方を変えて遊んでたのだが、矯正するとなると大変だ。
ちょっと疲れてたり気を抜いたりすると、いつもの歩き方に戻ってしまう。
今まで使えてなかった筋肉が出来上がるまで“無意識に意識し続け”なければならない。

ちなみによくやってた歩き方
・他人に分からない高さでかかとを浮かせて歩く。(低いほど良しとする)
・大股で歩く。(ピョコピョコする。ダサいので却下)
・10cm幅の板を通るつもりで歩く。(カマっぽくならないよう注意)
・頭頂の髪の毛が上に引っ張られると思いながら歩く(姿勢維持。ピクミン?)
・貴族になったつもりで歩く。(優雅かつ気品よく)
・武将になったつもりで歩く。(油断なくやや威圧的に)
・テンポ変えずにつま先の蹴り足を強くして、ゆったりながら高速で歩く。(マイブーム)
・体の上下動を可能なかぎり抑えて歩く。(滑らかな重心移動)
・音消し。(暗殺)


体験で得たこと
・姿勢を正すと呼吸が楽になる。
・便秘になりにくい(気がする)。
・姿勢維持するためには腹筋背筋の強化が必要なので、ウェストの脂肪が良く燃える。
・たぶん「気」の通りも良くなってる。


おおなんてイイこと尽くめだね!?



変な歩き方というと、ファッションショーが思い浮かぶ。
どうやら前足が着地するタイミングと、体重をかけるタイミングが極度にずれているようだ。

擬音で電車の ガタンゴトン をつけると、はまり具合に一人笑ってしまった。