星湖亭でカレーを食べてのんびりと来訪ノートを眺めた後は、一番見たかった桟橋にむかう。
桟橋は湖畔を時計回りに5分ほど歩いたところにあるキャンプ場の中にあるらしい。
白鳥ボートのりばの近くにて、湖の透明度はこんな感じ。
ジリジリ太陽はほぼ真上にあり、背広を脱ぎ捨てて水面に飛び込みたくなってくる。全裸で。
釣具店前にたむろっていた若者連中の奇異の目に耐え、『営業に来ました』顔で通り過ぎる。
ええい見せもんじゃねえ!
キャンプ場に到着。
キャッヽ(´∀`)丿キャッと昼食の用意をしている横を通り過ぎ、湖岸まで30mほど林の中を歩く。
そこかしこにテントが張ってあり、お子様連れの裕福層が寝転がったり泳いだり。
左の┃型がみずほ桟橋、右側の┓型が苺桟橋という。
お子様たちが水遊びの真っ最中で桟橋だけの撮影は出来ないようだ。
もっと静かなら桟橋を歩きたかったのだが、写真を撮ってすばやく退散した。
来た道をたどって星湖亭にもどりタクシーを手配してもらった。
信濃木崎駅まで戻るのも大変だし、なにより電車がないw
現在位置は木崎湖を中心とすると6時の方向で、次の目的地『海ノ口駅』は2時の位置にある。
一周6kmらしいので歩いてもいけそうだが、汗だくの背広は勘弁願いたい。
よって3時の位置にある稲尾駅は今回スルー。
7~8分乗車して駅に着くと、電車がちょうど出たところだった。
一瞬、平屋の個人宅を思わせる海ノ口駅
アニメの舞台そのままという点で私は楽しめたわけだが、ホームから見える風景は感動するに十分な美しさだ。
ホーム側の撮影は踏切を渡った反対側に行かなければならない。
左下の写真、土手に生えてるのは桜の若木だ。
この桜、登って写真を撮る巡礼者に土手が踏み固められたために枯れた経緯がある。
今生えているのは自省したファンたちが寄付した桜の木で、駅舎の中には『水遣りお願いノート』もあった。
夏場に水遣りするときは早朝か夕方で、昼間は厳禁!
話中の重要なシーンで、とても印象の強いベンチ。
写真だと見えないけれど、窓枠や梁は蜘蛛の巣と掛かった虫の残骸でいっぱい。
駅舎の戸は開けたら必ず閉めるようにしましょう。
駅舎の中は冷房など無いので外にいるほうが涼しい。
電車が来るまで小一時間あったので、ホーム周辺を散策する。
海ノ口駅の南にある踏切もアニメのオープニングに出てくる。
湖をバックにニョッキリ生えてる踏切がシュールだ。
写真の最後は、見事な鬼百合とブサイクにふくらんだヒマワリ。
これにて今回の巡礼は終了である。
来て良かった。
夏の晴れた日にこれて、本当に良かった。
14時過ぎの電車に乗って、18時過ぎ帰宅した。