6時頃起床。寝床を片付けて身支度し朝食を作る。
マーボー茄子丼。しょぼ・・・。でも腹減ってるから美味いんだよ。
今日は三重県に入る。三重と言えば伊勢神宮だ。
三重は道が良い。一般道なのに高速のように走れる。
10時に伊勢神宮駐車場に到着。
駐車場から神宮への道にあるツタに覆われた家。すごい。住居なのかな。
さすがGW。参拝客が多いよ。
美しい日本庭園を見ながら参道を歩く。相当お金掛かってるんだろうな。
手水舎で手と口を清める。
新緑と日の光が気持ち良い。
御饌殿(みけでん)。お供え物を管理するところらしい。
神楽殿(かぐらでん)。ご祈祷をしたりお守りを管理するとこらしい。
立派な木がたくさんあるよ。
そしてこれが本宮だ。鳥居の前までしか撮影は許可されていない。
俺は神仏の知識が全く無くて恥ずかしいんだけど、伊勢神宮が日本の中の最高位の神様らしい。
関東だと明治神宮の方が馴染みがあるけど、明治神宮は大正9年に作られた神社で
歴史は100年程しか経っていない。
伊勢神宮は2000年以上の歴史があるらしいから余りに格が違うよ。
(こんなこと書くのも罰当たりだけど・・・)
そして、伊勢神宮では賽銭箱が無い。お賽銭自体してはいけない。
願い事についても私的なお願いをするのでは無く、日頃の神様からのご加護を感謝する場で、
どうしても願い事をしたければ世界平和を祈るくらいしかないらしいんだな。
でも、みんなお賽銭を投げるから、賽銭箱の代わりに白い布が敷いてある。
布はお金によって土地を穢さない為らしいけど初見トラップすぐる。初めてだとわからないよ。
ちなみに俺はおもいっきり私的な願い事もしたし、お賽銭も投げてしまってた・・・。
だってみんな普通にお賽銭投げてたし(´・ω・`)
大きな大木はみんな触るからすべすべしている。
鯉さん。
無料でお茶を頂ける休憩所から見える能舞台。イベントがあると式典や踊りなんかが見れるのかな。
さすが日本一の神様だよ。何もかもが美しい場所であった。
宇治橋から見る川の水がとても澄んでいる。
おはらい町に行ってみるよ。
伊勢神宮の比じゃないくらい混んでいたよ。
外食しない予定だったけど、ここまで来たら伊勢うどんだけは食べておこう。
コシの無い麺と言うと微妙な感じだけど、実際にはふわふわした感触で美味しかった。
真っ黒なタレも卵が混ざり合うと濃厚だったな。
いろいろ売っていて見るだけでも面白い。
結構有名なファミマ。町の景観に合わせた造りになっている。
銀行。
郵便局。
ここからおかげ横丁だよ。
和風板のテーマパークを歩いている気分になる。
茶店の窓際でお茶したら涼しそうだね。
紙芝居やってた。子供より大人の方が観客が多くて笑った。
話も上手いんだよね。WEBで調べたら大谷勲さんと言う方で欽ちゃんに弟子入りしてた人みたい。
明治神宮もこういう施設があれば行くのにな。
もっとゆっくり見ていたいけど時間を考えるとのんびりしていられない。
伊勢神宮から近い横山展望台に行く。
展望台まで少し登る。
着いた。ここからリアス式海岸を眺める事が出来る。
リアス式海岸とは入江と岬が複雑に混ざっている地形らしい。
見る分には綺麗だけど津波被害が大きくなるらしいね。
東日本大震災以降、綺麗な風景でも災害の事を考えてしまうとちょっと不安になる。
伊勢は、伊勢湾台風以来、防災意識が高い地域らしい。
サミットもあるし伊勢神宮のご加護があることを祈るしかないな。
次の目的地として三重の鬼ヶ城へ行くか、奈良の曽爾(そに)高原に行くか迷った。
どちらも距離は同じくらいだけど、今から行けば夕焼けの曽爾高原が見れるかも
しれないので曽爾高原へ行く。
田舎道を走る。いいとこだよなぁ。観光で来てるからそう思うだけなんだろうけど。
道が怪しくなってきた。
完全な山道で対向車と鉢会う度に転落の恐怖を感じる。
途中の道の駅でトイレ休憩。鯉のぼりがたくさん泳いでた。
曽爾高原に着いた。ここはススキの生息地なのだ。秋だと黄金色に輝くススキを見れて
ナウシカのラストシーンのように見えて絶対行きたいと思ってた。
出来れば秋に行きたかったけど、3連休くらいで行ける距離じゃないんだよな。
山の上に見渡す限りの素晴らしい光景が広がる。
天国のような。あまりに凄すぎて笑えてくる。
このパノラマはコンデジじゃ伝えきれない・・・。
遊歩道をあっちに行ったりこっちに来たりする。
遊歩道を歩く。
遊歩道を歩く。
遊歩道を歩く。
遊歩道を歩く。
遊歩道を歩・・・( ゜д゜)ハッ!
似たような画像ばっかりで申し訳ない。でも全部掲載したいくらい。
夢中で歩いてた。
こんなに良いところなのに観光客は少ない。
友達連れで来ている観光客が、ここいいとこだなって話してる。
一人旅だと素晴らしい場所に巡り会えた時に感動を共有する相手が居ないのが辛い。
だからこそブログに残す意味があるんだけど。
そして気になっていた側面の山に登ってみる。
たいした高さじゃないと思ってたけど結構きついよ。
途中から線路のような道になる。風があって寒い。
もうちょっとで頂上。
頂上だ。もう少し雲が晴れてくれれば。
隣の山まで行けるかな。
どうやらこの岩場を降りないと隣の山に行けない。
写真に映ってる人は割りとひょいひょい登ってたけど、とてもそんな勇気ない。
そしてこの岩場を降りたら、似たような岩場を登らないと行けない。
せめてロープがあれば。
それでも素手でこんなとこ降りたり登るスキルはないので引き返すことにした。
暗くなるまで曽爾高原にずっと居た。いつか秋にまた訪れたい。
帰りは近くの温泉「お亀の湯」に行く。ここの露天風呂は最高だった。
周りは真っ暗な山だよ。
この山の中に獣がうようよ居るんだろうなと想像しながら温泉に浸かっていると、なんだかワクワクしてくる。
泉質も素晴らしかった。スーパー銭湯とは雲泥の差だよ。
温泉から出て明日の目的地の近くまで移動する。
夜の山道はとても怖かった。試しにライトを消すと漆黒の闇だった。
三重の幹線道路は不気味なほど赤信号にならない。
ずーっと走りっぱなしで、たまには休ませてくれと叫びたいくらい止まらなかった。
23時30分頃、道の駅まんぼうに着く。
もう限界。寝床を速攻用意して1本だけ酒を飲んで眠る。