今年も宜しくお願い致します。
新年早々、朝風呂で温泉につかってほっこり温もり、美味しい朝御飯を食べさせて頂きました。県北は生憎の天気でしたので温泉につかりながら太陽をみることが出来ませんでしたが、朝から体はぽかぽかで気持ち良く過ごせました。
朝食は前日に聞かれたとおり各々に好きな焼き魚が用意されていました。ご飯は炊飯土鍋で炊きたてが用意されており、蓋を開けると無茶苦茶美味しそうな艶々した白米があらわれました。白米とお漬け物だけで何杯もおかわりできそうな感じです。家族全員にご飯をよそって、温かいお茶をいれてみんなで頂きます。
白米で焦る気持ちをおさえつつ、まずはカニのお味噌汁を一口飲んで五臓六腑に旨さがしみわたる感覚を味わえました。といいながらも私の場合、2つぐらい臓器は足りませんが…。
気にしない気にしない(笑)
心の底から旨すぎると思いながら、炊きたての白米をパクっと一口。日本人で良かったと思った瞬間でした。白米が美味しすぎます。お味噌汁、白米、お漬け物の永久機関が出来上がりそうな位に旨かったです。勿論、焼き魚やおかずが沢山用意されているのですが、無くても別に構わないと思える程でした。
焼き魚も脂が多く無茶苦茶旨い、イカ刺も他のおかずも美味しかったですね。これまた卵が濃厚で美味しそうなんです…。卵かけご飯で食べなあきませんやん…。
結局、朝から4杯ご飯をおかわりしてしまいました。マジでお腹がはち切れるかと思いました。食後の珈琲を出されたらどうしようかと思うぐらいお腹パンパン…。
チェックアウトの時間まで部屋で全く身動きとれず幸せな時間でしたね。
チェックアウトの時間になり、仕方がなく動き出しましたがゆっくりゆっくりペースです。宿の店主にお礼をして、お土産に海苔の佃煮を家族の人数分頂きました。有難いお土産です。
我が家が一番遅く宿を出発した感じで、駐車場には他の方の車はありませんでした。元旦から何処へお出掛けするのかなとも思いました。
我が家は香住漁港へ向かいお土産を物色することにしました。
夏場とは異なり街や海辺に観光客もおらず少し寂しい雰囲気もします。みんな温泉宿でゆっくり過ごしているのでしょうか、寒い冬場は他に行くところも無さそうですし…。
漁港のお土産屋さんでに着くと観光客もいたので活気があり何故か嬉しくなります。
海鮮を買って帰ってお雑煮や晩御飯のおかずにすればいいかと思いながらもお腹一杯なので頭も働きません。
しかしながら、散々食べたはずなのにカニの足を試食で食べさせて頂いたり、カニのお味噌汁を飲ませて頂いたりと出てくるものを楽しんだりしていました。大量のカニとエビでつくられた熱々のお味噌汁は無茶苦茶旨かったです。
お土産を調達した後、荒れている日本海を見に行ってきました。昨日とは異なり時化ており大きなウネリから岩に波があたり大きな波しぶきとなり、迫力満点です。冬の日本海って感じです。
まさか数時間後にこの場所で津波警報が発令されるとは、この時は全く想像もしていませんでした。海風で体の体温も下がってしまったので、車に戻り湯村温泉に向けてドライブ開始です。
元旦ですが冬の日本海独特のどんよりした雰囲気につつまれます。所々、クリスマス寒波の雪が道路脇に残っていました。余部鉄橋や七釜温泉郷に寄ったりしながらも1時間位で移動出来ました。
湯村温泉はとても小さな温泉郷ですね。私が子供の頃両親に連れてきてもらい98℃の源泉でゆで卵を作った記憶があります。とても熱い源泉なので寒さが厳しい地域なので、温泉の湯煙がよく合います。逆に夏場は暑すぎるでしょうね。
湯村温泉に立ち寄った目的は、ステーキハウスの楓に行きたかったのです。元旦にも関わらず通常営業しておりましたので、但馬牛を食べてから帰る計画です。こちらのお店も結構並んでいましたので、名前を呼ばれるまで並びました。朝御飯でお腹も一杯でしたので並んで待つことも苦になりません。
暫くして座席にとおしてもらい、目の前で焼かれるステーキに魅了されます。美味しそうなお肉の匂いにお腹も空いてきます(笑)今回はお財布に優しくハンバーグ定食をチョイスしましたが、充分過ぎるボリュームと味でした。またまたお腹パンパン…。
完全に仕上がった感じです。
あとは和田山の海鮮せんべい屋に立ち寄って帰るだけです。案の定、ステーキハウスを出た瞬間に全員爆睡です。海鮮せんべい屋まで睡魔と戦いながら辿り着くと、子供達はソフトクリームへ直行。目覚めに冷たいソフトクリームがいいようです。お煎餅の試食をしながら無料のホット珈琲も頂きました。何だかんだといかのたまり焼きといか下足の唐揚げが一番味も濃いくて好きですね。お土産用にまとめて調達しました。
隣に地元の野菜を販売してる所がありましたので、晩御飯用のお野菜を物色。この時期はやっぱり岩津ネギですかね。太くて立派なネギがとても安く手に入りました。季節のものが一番美味しくて安いですね。お鍋にいれてもいいですし、子供達はそのまま焼いてねぎ焼きが食べたいとのことでした。二日間、美味しい物を食べ続けていたので晩御飯は野菜中心であっさりとしたいです。少し食べ疲れもありますし。
お土産を買い終えて家路につきました。
自宅に着き子供達と荷物を下ろしてママとスーパーへお買い物に行こうと思った瞬間、乗っていた車がゆらゆら…。一瞬、自分の体調が悪いのかなと思いましたが様子がおかしい。電線なと回りを見渡すとやっぱり揺れてます。少し揺れている時間が長いのが規模の大きさを容易に想像することが出来ます。家の中にいた子供達も驚いた様子がです。まさか能登半島の地震がここまでくるとは思いもよらず驚きました。
元旦から津波警報の通知には驚きを隠せません。つい先程まで滞在していた所も津波警報の範囲に入ってましたし、海沿いの旅館なので避難しないわけもいかないですしね。土地勘もない場所で夕暮れ時の避難だと危険もともないます。ゆっくりお正月を過ごそうとしていたところに強い地震とは不運過ぎます。テレビのニュース速報には津波到着予報や津波の高さが表示され東日本大震災の悪夢が蘇ります。
ただただ、被害が少ないことを祈るしか出来ません…。スーパーにお買い物に行っている最中もニュース速報では津波情報が流れ続け心配になります。南海トラフ地震となればこの比ではないのだろうなぁと思うと余計に恐ろしくなります。
我が家はお陰様で平和ですが、なかなかハードな一年のスタートになりました。
今年もぼちぼちとblog更新は続けていきたいと思いますので、暇な時に覗きにきていただければ幸いです。
