Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

韓国ドラマ 麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~ つづき

2016-10-25 | 韓国のドラマ



母皇后ユ氏の寝所にやってきたワン・ソ(イ・ジュンギ)




「何の用だ」






血が滴った刀を持って立っているソ









笑みを浮かべながらソが言う

「何をしたと思います?
誰も母上に手を出せぬよう痕跡を消しました」






「何の話だ さっぱり分からぬ」

「すべて燃やしたので、母上の痕跡はありません」

「まさか皆殺しに?」

「母上のおかげで生きられた者です、悔いはないでしょう」


「褒めると思ったか?ケガの心配でもすると?けだものめ!」


笑みが消えたソ「・・・・・・・!」







「出ていけ、血なまぐさくて眠れぬ」

「私は母上の・・・」

「母上と言うな!お前に母上と言われると虫ずが走る、見たくないから消えろ!」







「いつも気になっていました、なぜ母上は私を憐れまないのか
なぜ母上は私に振り向かないのか・・・」







「私の息子ではない、お前は信州(しんじゅ)カン氏の息子だ」


ソの心の糸が切れた・・・




「この顔が原因ですね、私を養子に出したのも
最後まで目をそらすのも、(大声で)全部この顔のせいだ~~!」


花瓶を刀で割り、その場に倒れこむソ







カン氏のもとで過ごした過酷な日々を涙ながらに訴えるソに対し


「それで?母親は自分を引き立てる子を見分ける
お前は恥であり傷だ、だから送ったまでだ」


ソの目から涙が流れる


「お前のおかげでジョンを抱けたから礼を言う」


絶望の目で母を見てうなだれるソ


しばらくの沈黙ののち立ち上がったソ


「今日を覚えていてください
母上は私を捨てましたが・・・・・私は去りません」


「・・・・・」


「これからは・・・私だけを見つめさせます」



そういって重い足を引きずって部屋を出ていくソの後ろ姿に



「けしからん」という母








親が子供の幸せを願って積む塔






「みんな消えてしまえ~」泣き叫びながら塔を壊すソ








「やめて~」とヘスが止めに入る

ソに突き飛ばされたヘ・スが見た手のひらには血が・・・


「俺が今日、首を斬った者の血だ」

驚くヘ・ス


「息子のための祈り?こんなところで祈るより俺のところに来て早く謝れ」

と叫びながらさらに塔を壊すソを後ろから羽交い絞めにするヘ・ス


「お前も死にたいのか?離せ!」


「ケガをしているではないですか?」とソのケガの心配をするヘ・ス

ヘ・スの首をつかみながら鬼の形相で「人を殺したんだぞ」






「なぜ殺したの?興味本位で殺したんですか?」


「・・・・・」


ヘスを自由にし泣きながら「行け」


「そういうところでしょう?
とても幼いころから刀を握らねばならず、死にたくなければ相手を殺す
でも仕方がないわ、生きたいのは罪じゃない
許してくれなくても、それでも私は理解します
皇子さまのお気持ちが、どんなにつらいか、わかる気がするから・・・」






そういって立ち去ろうとするヘ・スが見たのは石の塔に手をつき座り込んで泣き続けるソの後ろ姿






以上、4話前半まで





孤独に生きてきたソのつらい心の痛みを理解してくれたヘ・スに心が動くソ


しかしヘ・スは奥さんのいる第8皇子のウクが好きでウクもヘ・スが好きで・・・

病弱だった奥さんは亡くなり二人は相思相愛に・・・









皇宮で暮らすうちにソの武芸・見識を他の皇子たちも少しずつ認め始めてきた








話が3話ほど飛びます・・・



第10皇子ウンの誕生日で集まった皇子たち







第3皇子のソの実兄のヨがウンに何やら耳打ちをし、ソに誕生日のプレゼントをねだる



何でも欲しいものをあげるというソ

ヘ・スも「第4王子さまはウソはおっしゃいません、難しいものでも必ずくれますよ」と口添え


ウンは「それじゃ、仮面を取ってください」






集まったみんなが息をのんで凍り付いてしまう・・・









無邪気なウンの申し出にしばらく躊躇して・・・戸惑いながらも仮面を取るソ










傷を見て笑ったり驚いて顔をそむけたりする兄弟たちそれぞれの反応に傷つくソ・・・










部屋を出て行ったソを追いかけていくヘ・ス



足早に立ち去ろうとするソに追いつき腕をつかむヘ・ス






「お待ちください、このままでは第10皇子さまも謝る機会を逃して仲が悪くなります
兄弟でしょう?・・・・・皇子さま」







ヘ・スの腕をつかみ柱に押さえつけるソ


「俺を見ろ!まっすぐに!」






「お前の目、その瞳が・・・」






「死ぬほど嫌だ」






コンプレックスである顔の傷を兄弟たちに見られたことも
同情のような眼で見るヘ・スにもつらかったんでしょうね・・・切ない







高麗では干ばつが続いていて何日も雨が降っていない


皇帝ワン・ゴンが祈りを捧げている






皇帝の身体の心配をした側近のジモンが代わりに祈雨祭を皇子にさせてはと進言






皇子たちは自分の名前が書かれた札を壺に入れていく






皇帝が引き当てたのは・・・第4皇子ワン・ソ






「これが天の意志だお前が主管せよ」


(驚きながらも)「承知しました」とソ





祈雨祭・・・







輿に乗り民の前を進んでいくソ







輿を降りて歩いて進んでいくソに対し民は・・・






「雨を降らせてください」

「あれ、どうなってるんだ?」

「第4皇子が?」


ソを見てざわつく民たち







「雨を降らせられるのか?」

「仮面をつけて祭主ができるのか?、天がさらに怒ったらどうする?」

「怪物、あれは人間じゃない、縁起でもない、冗談じゃない」

「雨を降らしてくれ、雨を」

「龍の息子を出してください」

「陛下、われわれを捨てるのですか?」


などと口々に言いながら、石や泥をソに投げつける











皇宮に入っても、皇帝や皇后、皇子たちなどの冷たい視線が・・・








いたたまれなく逃げ出していくソ・・・・・






失態を犯したソを喜ぶ、実の母と兄


「雨ごい祭りこそ正胤を変えるいい名分だ、逃がすでないぞ」

「(地方に行っている)正胤の帰り道で盗賊を買収しました、当分戻れませぬ」





なんと卑劣な・・・




ヘ・スは元化粧品販売員の知恵で何とかできないかと動き始める・・・








正胤が帰ってこないことに焦るジモン


「正胤が戻られないと民が黙っていません、民を説得してください」






「行かぬ、人前に出るのはもう嫌だ」

「簡単に殺生する方があの程度で意気消沈を?」






怒りの目のソ「あの程度?」






「顔の傷を気にしすぎです、そろそろ乗り越えねば
正胤の力になれず、皇后さ」まへの恨みも消えません」



「わざと俺を祭主に選び恥をかかせたのか?
最悪な目に遭えば乗り越えられると?・・・そうなのか?」


「ご存知でしたか・・・堂々とされれば石も投げられません」







「石に当たってみたのか?
兄弟は皇子と崇められても、白丁(ぺくちょん)以下の扱いを受けた俺が祭主になった
雨が降るまで祭祀を行う奴隷が必要なのだ」


㊟白丁:無位無冠の民の意




「雨が降れば奴隷は皇帝になります!
正胤が皇位を継ぎ、皇子さまが宰相になるために
私は機会を作るだけで無理強いできません」

「・・・・・」

「わかりました、皇子さまはここまでですね」

そういって去っていくジモン


ひとりになり考えているソ


意を決したように、祭主の着物を取り部屋を出ようとするソのところへ
ヘ・スが急いでやってくる



「私が王子さまの仮面を外します!」







化粧品が並べられたところに向き合うソとヘ・ス







仮面を取ったヘ・スはソの顔の傷をやさしくなでていく











「この顔が気持ち悪くないのか?憐れみか?」


「このわずかな傷で、長い人生が暗くなるのは悔しいですね」


「・・・・・・」







「信じていいのか?いつもお前を疑っていた」

「信じてくだされば私は変わりません、約束します」

「お前なら任せられそうだ、好きにしろ、俺はもう・・・お前のものだ」










祭祀の会場では現れない正胤の代わりに第3皇子ヨを推す声が上がる




輿に乗り込もうとするヨの前にソ


「正胤以外でこの輿に乗れるのは俺だけだ」

「フン、この獣野郎が偉そうに!」

ソの顔を殴りつけ仮面が外れて地面に落ちる











仮面を拾い上げたソの顔を見て驚くヨ






傷が消えているソ










輿に乗り民の前に現れたソ





堂々と歩いていくソの顔から傷が消えていることを見た民たちは
「竜の息子よ、雨を降らせてください」とみなひれ伏している








民たちの態度の変わりように驚き、満足げなソの様子







皇宮に入ってきたソ






堂々とした姿に皇子たちも驚いている






ヘ・スもソの姿を見て喜んでいる







皇后ユ氏は第3皇子ヨの代わりに現れたソを見て驚き、ヨに対して怒っている









祭祀の場への階段を昇っていく






振り向いてヘ・スの姿を探すソ










次の瞬間、ヘ・スが見たのは4代光宗の姿のソ











やがて待望の雨が降り始める












どこか冷たい表情に見えるソと怯えるような表情のヘ・ス









以上、8話まで・・・・・・












現代からタイムスリップしたヘ・ス(ハジン)は、高麗4代王の光宗が
兄弟や重臣などを大量殺戮したことを歴史で学んでいる

自分が係ることで何とかそういった不幸を避けることができないかと模索するも
人を変えていくことはなかなか一筋縄ではいかないし、歴史を変えることはいけないこと

それに、再び現代に戻ってくることができるのか?
そうなれば、第4皇子ワン・ソとは会えなくなるということだし
この先のストーリーがどうなるのかがすごく気になる・・・





ここでは第4皇子ソとヘ・スをメインで書いているけれど
ヘ・スは第8皇子のウクとラブラブで、ソが一方的にヘ・スを思っている

ツンデレ純情一直線男のソのヘ・スへの想いは変わらず続き
ウクのほうに様々な問題が持ち上がり、ヘ・スの身の上にも衝撃的な出来事が起こっている

ソの純情がスに届くのは紆余曲折の末の話


それぞれの皇子の恋愛話や、皇帝の座を狙っての暗闘など、見応えがすごくある

さらに映像が綺麗で、韓国各地で撮られた風景がとても美しい




現在、KNTVで放送されているのはインターナショナル版で
12月には韓国オリジナルバージョンが放送される予定

今放送中のものはかなりのカットシーンがあるようで、オリジナルバージョンもぜひ見てみたいわぁ



お楽しみはまだまだ続く・・・(^_-)-☆






















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