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M≠aENZのW124がヒューズ交換のため入庫いたしました。この車両はあまり頻繁に乗られることは無く、たまに乗るとパワーウインドウが動かないことがあるようです。早速エンジンルーム内にある、ヒューズボックスを開けてヒューズが切れていないかチェックをしても異常はない様です。
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この時代のヨーロッパ車のヒューズは、スティックヒューズと呼ばれているもので、その名の通り棒状の絶縁体にアルミや銅を使った金属が巻かれアンペア数によって素材を変え、規定以上の電流が流れると切れるようになっています。
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しかしこのヒューズは上下を挟んでいるだけなので、とにかく古くなると接点不良を起こしやすく、さらに腐食や熱によって金属そのものがグネグネになったりと、とにかく信用が出来ない代物で、やはり調子が悪いとヒューズボックスを開けて、ヒューズをクルクル回し接点の復活を図ったりしてみる事しばし...
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今回ヒューズボックス本体を交換し、今どきのヒューズが使えるようにとも考えましたが、一度全てのヒューズを交換してしばらく様子を見て頂くことにしました。当社のスタッフも昔ながらのお客様も、このスティックヒューズを見たことがないという人が多く、自分は古い人間なんだなってしみじみと感じました
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