Ｍ≠aＥＮＺ Ｗ２１１ Ｅ３２０の車高調整のご依頼を頂きました。サスペンションキットはビルシュタインのＢＴＳキットを装着済みですが、フロントとリアのバランスからリアをあと１０ｍｍほど落とされたいとのことです。
リアのサスペンションはマルチリンク構造で、Ｂ１２キットには車高調整機能の機能は付いていませんが、コイル上のシム調整で多少の調整が出来るかもしれません。
リアのコイルを車両から取り外します。
コイル上部にあるマウントラバーを取り外します。
取り外したラバーには２枚のシムが重ねられ中央で挟まれています。このシムを増やしたり、抜いたりして車高の微調整が可能となります。シム一枚の厚みは３ｍｍですが、バネはアームの中央付近に設置されていることから、レバー比からこの３ｍｍは車高の５ｍｍに匹敵します。よって丁度２枚が入っていることから、この２枚のシムを抜く事で丁度１０ｍｍ車高が下がるはずです。
作業前のリアの車高についてはタイヤ設置面よりフェンダー上部まで６６０ｍｍほどでしたが、施工後は６５０ｍｍを少し割るほどとなり予定通り１０ｍｍリアの車高を下げることが出来ました
