M8の画像処理の際にRGB変換してから
コンポジットした方が良いという結果でしたが、
もしかしたら他の対象もそうなのではという
疑問から 処理しなおしてみました。
結果として、色味やレベルに関してM8のような違いはありませんでした。
おそらくM8のように画面全体が星雲というような場合じゃないと
起きないのではと推測しています。
ただなぜかバロー作戦で拡大撮影したM57だけは、
流れてぼやっとしていたのがだいぶ くっきりしました。
M57再処理
前回UPの
そのまま自動コンポジット RGB変換後コンポジット

RGB変換後の方がかなり良くなっています。
なぜなのか考えてみましたが、今回RGB変換と合わせてバックグラウンド
と対照の明るさレベルを一緒に調整してバッチ処理しました。
これにより、コンポジット時の位置合わせ精度が良くなったようです。
他の対象も同じ処理をしましたが、若干解像度が上がったような気が
しますが、M57ほど劇的には変わりませんでした。
(ブログアップして分かるレベルではないので上げませんが)
M57はたまたま背景の恒星のレベル、バックグラウンドの明るさが
よろしくなく自動処理ではうまく位置合わせできなかったものと
思われます。
今後はとりあえずはRGB変換と軽いレベル調整をしてから
コンポジットするようにしたいと思います。
でもバッチ処理は結構めんどくさいので、
自動処理のオートストレッチの調整も試してみないとですね。