先日購入したモノクロCMOS、ZWO社星のASI294MM PROですが、ファーストライトは
4/3の土曜日でした。
M104を撮影しましたが、この日はシーイングもあまりよくなく、
天気もいまいちで、以前294MCPで撮影したものよりも、
甘い画像となっていました。
ASI294MM PRO ASI294MC PRO
この時は解像度を稼ごうと、レデューサー無し、コマコレなしの直焦点
で撮影したのですが、どう見ても右の294MPC+レデューサーの方が
良いです・・・。若干ガッカリしながらこの日はその後曇ってきたので
これのみで撤収しました。
これがシーイングのせいなのか、焦点距離長すぎてオーバーサンプリング
なのか、追尾精度が解像度アップに追いついていないのかその辺がよく
わかりません。
ただ感覚的にレデューサーを購入してから焦点距離短くなったのに解像度が
アップしているように思えるのも事実です。
それで、4/5の月曜日が素晴らしく天気が良かったので、平日ですが
土曜日から車に望遠鏡は積みっぱなしだったため、会社帰りにそのまま
家に帰らずに出撃です。
で、撮影場所は南側が松本市かつゴルフ練習場もあり早い時間は明るいので、
北側の対象ということで今回はM51をレデューサー有で撮影しました。
まずは10秒露光1枚
なかなか良いです。
さらに20枚ライブスタック
200秒露光(3分20秒)でかなり良い感じに写ります。
その後選別用の撮影を始めたのですが、どういうわけかこの日は
追尾が全然安定しません。ほとんどブレブレで5枚に1枚止まれば
良い方です・・・。
いろいろ確認したのですが全然原因がわからず、結局300枚ほどそのまま
撮影してダメなので、再度アライメントし直したら良くなりました。
ただ 最初のアライメントも特におかしくなかったと思うのですが・・・。
(導入も一発でほぼ中心に入ったので)
その後気を取り直して撮影を再開し、さらに400枚ほど撮影しました。
トータル700枚撮影しましたが、帰宅後選別して使えたのは
302枚でした。(前半分は300枚中50枚くらいしか使えなかったです)
ということで前置きが長くなりましたが
302枚スタックしたM51です。
M51 子持ち銀河
Skywatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm
Ackermann 2インチコマコレクター・レデューサー×0.73
ZWO ASI294MC PRO bin2 gain 300 -20℃ ZWO UV-IR Filter
10秒×302枚 総露光時間 50分20秒
Ackermann 2インチコマコレクター・レデューサー×0.73
ZWO ASI294MC PRO bin2 gain 300 -20℃ ZWO UV-IR Filter
10秒×302枚 総露光時間 50分20秒
M51拡大
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カラーカメラと比べて素晴らしく解像度が上がっていて驚きました。
ベイヤーフィルターなしで感度もかなり良くなっているようです。
興奮してTwitterに上げたところ海外も含めて多くの方から、
いいねをいただいてうれしくなってしまいました。
思い切って購入してみて良かった!!
あと、そういえば294MMはデフォルトでBIN2になっていて
最近のドライバーを入れるとBin1も使えるようになると
聞いていましたが、ASI AIRは最初からBin1も2も使えました。
(ファームアップで最新版になっていたということですかね?)
今回はBin2で撮影しています。
で、モノクロでは少し寂しいので、
以前294MCPで撮影したカラー画像と
L-RGB合成をしてみました。
M51 カラー
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なぜかカラーにすると少し迫力が薄れる感じがしますね・・・。
RGB一発撮りではなく同じカメラでRGBを個別に撮影した方が
いいんでしょうか?
この後M81を撮影しましたがこちらもなかなか
良く写りました。
その辺はまた明日アップしたいと思います。