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GOREとにゃんこの桃源郷

主観的にCDのレビューやら、日記やら、色々と。
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Fecalizer

2014-07-11 | CDレビュー
 メキシカン・ゴアグラインド「Fecalizer」の1stフルアルバム「Zombie Mankind Eatermination」は2014年の発売。これまで数多のスプリットアルバムをリリースしているだけに、知名度は高そう。全編通してSEは多く、それも含めて30分と少々。音楽性は如何にもメヒコだが、タイトルにゾンビーを冠しているだけあって、ホラーグラインディングデスな雰囲気も強い。

 歌唱スタイルはMorticianばりのくぐもった低音グロウルがメインで、時折バックでスクリームが乗る。このボーカルスタイルといい声といい、Visceral Grinderに瓜二つである。ギターは刻んだりハーモニクスだったり不穏な単音メロディーだったり、基本的にはジリジリしたミュートリフだ。意外と弾きまくるため、歪みは抑えている印象。でもってベースがモコモコジリジリ。ドラムは結構叩きまくりで、ブラスト一辺倒ではなくリズミカル、そして力強い。

 全メヒコっ子、ホラーグラインダーに推薦したい1枚。Rigor MortisとVisceral Grinderを足して2で割り、パワードラムにした感じ、そんな感じ。

Fecalizer are
Necro Cannibal(Vo&Gt)
Mr.Bogdan Nowak(Bs)
Ariel Blaster(Dm)


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