謹賀新年2011年版

　毎年恒例となりました。日頃からのご愛顧に、精一杯の感謝を込めた、年始の挨拶です。今年は十数年ぶりに、初詣を中止し、神社周辺をうろつくだけに留めました。この変化により、むこう一年の吉凶がはっきりするでしょう。そうそう、今年の干支は兎(卯)です。兎と言えば、そうですね、髭男爵のひぐち君ですね。或いは、若かりし頃の関根勤でしょうとも。

　近頃ＴＶでは、「楽しんご」というお笑い芸人を頻繁に見掛けます。皆さんの記憶にも新しいでしょう。そうです、以前「エンタの神様」というＴＶ番組に於いて、「ミント姉弟」として出演していた男性です。はるな愛、椿姫彩菜、マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブ等々、近年ではニューハーフやゲイに対して面白さを感じる風潮があります。因みにニューハーフという言葉は、和製英語かと思いきや実は日本語でして、通常はシーメール(女性を表すSheと男性を表すMaleをくっ付けた言葉)と呼びます。この話題に関しては、髭男爵の山田ルイ53世が詳しいでしょう。

　遠い友人の幾人かが、詐欺まがいとも言えますマルチ商法を始めるそうです。また、自己啓発を受けて、ネットビジネスに乗り出そうとする輩も居ます。皆様、決して騙されることの無いよう、注意して下さい。これは私に鳴らすことの出来る、精一杯の警鐘です。騙される人間に同情する他人は、数多く居るでしょう。しかし、損失を取り戻してくれる他人など居ません。つまりは結局のところ、「騙されるほうが悪い」と諦め、泣き寝入りすることになるのです。後悔しないために警戒します。

　ところで、本来書こうと考えていた話題が、まるで出てきません。つい、関係の無い話を書いてしまいます。当初私が述べたかったのは、「まるでＣＤを購入していないためレビューを書くことが出来ない」という点に尽きます。基本的にＣＤレビューは、自身の好みで及第点を超えているものだけに限定しています。ですから、新たに入手することが無い限りは、レビューするためのストックが空なのです。
　それでもお笑いＤＶＤだけは買っています。ただお笑いになると、面白さを伝えることが非常に難しいのです。コントや漫才の内容を書いてしまえば其れまでですが、所謂ネタバレに気を遣うのです。やはり安易にネタ内容を書くことは、消費者(読者)の購入意欲を削ぐ事にも直結するでしょう。故に私は、所持している50枚以上のお笑いＤＶＤに関して、それを紹介することを躊躇うのです。収録時間などのデータのみ記載しても、無意味ですからね。(そういうデータは販売ページに載っているはずですから)

　さて最後になりましたが、今年の抱負は述べません。決めません。敢えて今回は、決めることなく生きようと思います。人類め、かの偽善者が生まれて以来、2011年も生き永らえおって。などとは口が裂けても言えません。