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GOREとにゃんこの桃源郷

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Vaginal Scrotum

2009-04-10 | CDレビュー
 ロシアン・サイバー・ゴアグラインド・テクノ"Vaginal Scrotum"の11曲+カバー2曲入った1stアルバム、「Love Me- Fuck Me」が2008年にリリースされた。他のテクノゴアバンドに比べ、特にテクノ色が強いので、打ち込み音楽に抵抗がある人は全くだめかもしれない。

 完全な打ち込みドラムの、リズミカルなショットが中心に展開されていく。ギターは曲によっては殆ど使われず、そもそもギターが中核を成すような曲は存在しない。ボーカルは高音ピギーと低音喉鳴らし、溺死エフェクトと喚き、さらにガチュラルも織り交ぜ、曲毎に多彩な使い分けをしている。曲自体は、やはり様々なサンプリングが施されているが、同時音数はさほど多くないので、意外と骨粗鬆症だったりもする。
 また、数曲ほど低音の効きが強いものがあるので、あまり音を大きくしていると部屋中の物が振動することに注意。

 非常に聴き易く、雰囲気を壊すようなSEも無い。そのため、テクノゴア好きへの推薦品としたい。カバー曲の一つはLibido Airbagなのだが、個人的にはVaginal Scrotumがテクノゴアの中で一番好みだ。ちなみに計13曲で24分。

Vaginal Scrotum
Emile (Vo)
Ivan (Sound)


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