巨人も翔タイム19歳 浅野翔吾”幻のサイクル安打”！ただ今ブレーク中

夏の甲子園が終わった。
２年前にマンモスを沸かせた若者が躍動している。
巨人１９歳の浅野翔吾がブレークの兆し。
中日戦で先制２号含む５打数４安打２打点。

あわやサイクル安打の内容があっぱれだ。

不調とはいえエース格の竜右腕、柳裕也（３０）から一撃。
第２打席は三振も第３打席から３連打。
中越え二塁打、中前タイムリー。
最期の５打席目で三塁打が出ればサイクル安打。
その打席は左翼線を抜きフェンス際を転がる。
ベンチから「３つ３つ」の声が飛ぶ。
だが、走者の丸が走り抜けて本塁憤死。

浅野は送球の間に三塁に到達。

タラレバだが、単独なら三塁打は可能だったかもしれない。

実に惜しかった。

浅野は阪神戦（１５日）で決勝満塁アーチを放って波に乗った。

１７１センチの浅野。
メジャーで言えばアルテューベ（アストロズ）級のポテンシャル。

この日は初の２番抜てき。

３試合連続のマルチで５戦連続安打。
打率は３割４分台に跳ねあげた。

巨人・浅野翔吾きょうの成績

▼６－２中日（８・24=東京Ｄ）

【2番右翼】５打数4安打２打点１三振３得点
左中２号、三振、中越二塁打、中前適時打、左線二塁打

１２試合　打率.３４１　本２　打点１０
４１打数１４安打４三振１四球６得点
◆浅野翔吾（あさの・しょうご）２００４年１１月２４日、香川・高松市生まれ。屋島小ー屋島中ー高松商ー巨人22年ドラ１。U―15日本代表。２１年、２年夏の甲子園で７打数４安打１本塁打２打点。夏の県大会は打率.５７１。３本塁打含む１４打数８安打７打点８四球３盗塁。巨人1年目は24試合、打率.２５０、本塁打１。５０Ｍ５秒９．遠投１１０Ｍ。ベンチプレス１１５キロ、握力は右６４キロ、左６２キロ。１７１センチ、８６キロ。右投両打ち。父・幹司＝徳島商野球部ＯＢ、母・美枝。