スペイン人の知人がネットを駆使し、スペイン語で予約してくれたサグラダ・ファミリアに入った。
天を見上げる内部。
巨大なステンドグラスが四方の壁面にある。
それが、より神秘さを際立たせる。
朝9時。行列が並んでいたが、予約をしてもらったお陰で、スイと入場出来た。
混んではいなかった。
外観を見てもその威容に圧倒されるが、中に入ったら、更にその壮観さとステンドグラスの色彩の鮮やかさに絶句する。
入場料14・8€(約2000円)の価値あり、だ。
サグラダ・ファミリアに入場後、ダリ、ピカソ両美術館へ行って・・・など1日のプランを描いたが、とんでもなかった。
スペイン人の知人ダンナが「そんなに回るの、無理だよ」といっていた意味が、ここでよくわかった。
壮大で奇抜で、見るもの見るもの、新鮮で飽きない。
オー、へー、うわーの繰り返し。
中には工房や建設の歴史を見学出来るエリアなどもあって盛り沢山。
外観はあちこち、工事だらけ。
まだまだ未完成なところが、魅力的で奥が深い。
後日、世話をしてくれた知人の話を聞いて、ドラマだ、と思った。
ガウディは建設中のファミリアを見上げている最中に、車に轢かれて亡くなったそうだ。
まさに、命をこの建物に息を吹き込んで、現場で亡くなった。
サグラダ・ファミリアは、まだ、建設途上。
完成まであと75%も残っている、という。
壮大な建物の壮大な夢の終わりは、まだまだ続く。