大谷翔平の復帰登板は全米中継。
メジャーは甘くなかった。
最速160キロも3回1死49球2失点で降板。
3回に2ランを浴びて2敗目を喫した。
右ひじを痛めDL入りしたのが6月初旬。
最後の登板は6月7日の本拠でのロイヤルズ戦だった。
1失点ながら3四球を出すなど4回で63球の乱調。
責任の5回を前に途中降板。
当初は指のマメ?なんていわれたが、意外な「重症」。
大谷DL入り当時のブログ(↓クリック)
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右ひじ靭帯損傷が判明したものの、手術を回避。
手術したダルビッシュの選択ではなく、マー君と同じ「PRP(多血小板血しょう)注射」を選択をしていた。
それ以来約3か月ぶり。
実戦テストなしのぶっつけ本番の相手は、強敵アストロズ。
球数予定は50球だったが、スタミナには不安を残した。
3回は150キロ台が出なかった。
被弾はそこを狙われた。
試合後、ソーシア監督は減速した原因は腰の張りが出た、と明かした。
🔻1回(19球)最速160キロ
先頭のスプリンガーに2球で右前打。
アルテューベ左飛。
ブレグマン二飛
コレア四球
ホワイト三振
🔻2回(14球)
ゴンザレス遊ゴロ
投手返しの打球を大谷が素手でつかみに行く。
咄嗟に右手指先で弾き、ヒヤリとさせた。
グリエル 空振り三振
マルドナルド ニゴロ
🔻3回(16球)
ケンプ四球
スプリンガー20号2ラン
アルテューベ ニゴロ
2安打は全てスプリンガー。
一人にやられた格好。
大谷はこれで10試合目50イニングをクリアした。
指先が大事に至らなければいいが。
なお、移籍した田澤純一がエンゼルス救援初登板した。
思いのほか緊張、出力が高くなった
▼大谷翔平「思ったよりも緊張した。やっぱり人が入って、上の舞台で投げる。そういうところで、勝手に出力が上がってしまった。明らかに練習より出力が高いし、体に掛かる負担も、もちろん大きくなった。状態を見て、もう一回しっかりやりたい」
腰の張りが出て球速が落ちた
▼マイク・ソーシア監督「初回は非常によかった。3回に腰の張りが出た。打球を右手の薬指の付け根で受けたので、それもあってスピードが出なくなった。投げられない腰の状態ではないし、肘も全然問題なく、そこはとてもよかった。50〜60球が目安だった。腰も少し不安があったので、交替させた。腰も指もあした様子を見て状況を確認する」
◆投手・大谷ピッチング内訳◆
★4月3日先発◎7-4アスレチクス(オークランド)
6回(92球)3失点3安打(本1)6三振1四球
★4月9日先発◎6-1アスレチクス(アナハイム)
7回(91球)無失点1安打12三振1四球
★4月18日先発×1-10レッドソックス(アナハイム)
2回(66球)3失点4安打(本1)1三振2四球
★4月25日先発8-7アストロズ(ヒューストン)
5回1/3(98球)4失点6安打(本1)7三振5四球
★5月7日先発◎8-2マリナーズ(シアトル)
6回0/3(98球)2失点6安打(本1)6三振2四球1死球
★5月14日先発2-1ツインズ(アナハイム)
6回1/3(103球)1失点3安打11三振2四球
★5月21日先発◎5-2レイズ(アナハイム)
7回2/3(110球)2失点6安打(本1)9三振1四球
★5月31日先発1-6タイガース(コメリコ)
5回(83球)1失点3安打5三振3四球
★6月7日先発4-3ロイヤルズ(アナハイム)
4回(63球)1失点4安打4三振3四球
9試合49回1/3 4勝1敗 防御率3・10
17失点36安打(本5)61三振21四死球
復帰マウンド
★9月3日×先発2-4アストロズ(ヒューストン)
2回1/3(49球)2失点2安打(本1)2三振2四球
10試合52回2/3 4勝2敗 防御率3・25
19失点38安打(本6)63三振 23四死球
≪画像はいずれもNHKBS≫