こちら噂の情報局

酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

花田家、協会葬に欠席か

2005-06-07 | 日記
 なぜ あの貴乃花が 土俵の鬼といわれた初代若乃花に対してののしれるのか?二子山親方の病室での話だ。喪主をどうするか の話のときに長老であるおじさん若乃花が「喪主は当然、長男の勝がやりなさい」と言ったことに猛然と反発したという。大関であった父の言うことを聞かなかったのはは(縦の序列のある協会内での発言力は)百歩譲って許せる。立浪部屋で親方(関脇・安念山)をばかにした横綱・北尾が飛び出し、今は高砂部屋の朝青龍がその状態。親方は元大関の朝潮で朝青龍は糸の切れた凧状態なのだ。同じ関脇・高見山(東関親方)をあほにした曙が格闘技の世界に転出するなど その縦社会の軋轢は数知れない。だが、貴乃花親方と初代若乃花は大相撲の世界では同じ横綱。しかも、ファミリーにとっての長老の意見は絶対のはず。それが なぜ という疑問。ファミリーの中に得体のしれないドロドロの溝がかいま見える。すでに貴乃花部屋の年寄株は音羽山親方(元大関・貴ノ浪)の担保になっている事実から みるように 年寄株の問題 つまり遺産問題が深くかかわっているのは間違いない。
 遡れば兄の二子山株を当時の藤島(父・貴乃花)が高値で買い、二子山部屋として拡大路線を歩み脱税問題にも波及した。幕内9人といわれ隆盛を誇った時期だ。考えてみれば そのときから今日の銭金の泥沼状態を暗示していたのかもしれない。モハメド・アリ、タイソン・・蜜にたかるアリはどこの世界にもある。いいアリもいれば 悪いアリもいる。ごっちゃん世界の相撲界では そのより分け不可能だ。
 そんな状態での協会葬。遺骨、位牌をどこに置く 置かない。長男の家に置くのか、部屋に置くのか?話はややこしくなる一方。互いの妻の立場も出てくる。冒頭にあるように長老の花田勝治は協会葬に欠席の意向だ。貴乃花親方の態度を許せない 怒りで充満していることのようだ。葬儀まであと1週間。どれだけもめるか?興味津々ではある。