北前船は江戸時代から明治時代後半にかけて、上りでは対馬海流に抗して、北陸以北の日本海沿岸主な港から関門海峡を経て瀬戸内海の当時の最大の商業都市、難波(大坂)に向かう航路(下りはこの逆)及び、この航路各の地の産物の荷積み、荷下ろしをながら行きかう船のことで当時の物流の重要な流通の役割でした。
北前船が復元(全長32m、全幅8.5m、深さ3m、帆柱までの高さ28m、千石積(重量トン150トン)されたのを機に「北前船日本海文化事業」は7月12日北海道紋別を出航し曳船で1道県13港を曳航(一部帆走)周航中の復元北前船「みちのく丸」は福井県の小浜・三国寄港から、8月7~9日金沢港に寄港しました。 その模様をカメラのシャッターを切ってきました。
金沢寄港・停泊の歓迎レセプション・北前船の展示があり、船頭の衣装も当時を再現しています。
9日金沢港での「出港歓迎」セレモニーを終えた“みちにく丸”は次の寄港地富山県の伏木・新湊新港に向け出航してゆきました。
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