始めますか？待ちますか？

ＤＯＬの相場の変動には、経験から割り出された法則がいくつかあります。
よく知られている例としては、

「売り相場は暴落がなければ一定の線まで必ず上がるし、逆に買い相場は暴騰がなければ一定の線まで必ず下がる」

というものです。真珠の場合、通常、売り相場は109↑まで、買い相場は91↓まで必ず達します

そのような法則の中でも、次のものは相当コアな部類になるでしょう

「真珠交易では、売り相場は売り始めから最大一段階までしかあがらない」

例をあげて説明すると、売り相場109↑から売り始めた場合、118↑になる可能性はありますが、127↑にはならないということです。「真珠交易」と断っていますが、わたしが検証できたものが真珠だけであって、おそらく他の短距離交易の中にも、当てはまるものがあるはずです（たぶん貝紫、犀角は当てはまります）

この法則、言い出したのはわたしではなく、ばいきん氏です。初めて聞いた時は眉唾でしたが、検証してみたところ、ほぼ100% このとおりになります
Blog 未掲載分を含めて、わたしが記録している範囲での例外は、200/04 のマラッカだけです。但し、この時は103↑で一回売って、112↑にあがるまで売りを止めてたら、121↑まで上がった、という変則的なケースです

もちろん普通に考えて「売り始めてから云々」という条件が、そのまんまプログラムされているとは思えません。単位時間あたりの売り個数なり利益なりが、相場反転の判定条件になっていると想像できますが、真珠の場合、往復回数を間引くとかせず普通にやれば、売り個数なり利益なりが、売り始めてから二段階の上昇の可能性をなくす条件をほぼ確実に満たしてしまうようです

では、この法則、どのように活用すべきでしょう？

まず手始めは、相場変動と売り始めのタイミングを意識することです
例えば売り相場がいま118↑で10分以内に変動することがわかっている場合、即、売り始めて136↑の芽をなくすよりは10分待って変動直後から売り始めた方が期待が持てます

わたしは真珠は、118↑からの売り始めを基本に考えています。

　109↑で暴落調整
　118↑で売り始め
　127↑、118↓で売り
　109↓の暴落調整解除で、宝石を大暴落させて終了

が基本パターンです

真珠は109↑の次の更新から反転の可能性が生じるので、118↑まで待つのはリスクを伴いますが、109↑から売り始めると127↑売りの芽がなくなります。リスク・メリットのバランスから、118↑売り始めが成績がいいと体感的に評価しています

もちろん、これに買い相場やリアル都合が加味されるわけで、なにがなんでも118↑まで、引っ張るわけではありません
買い相場が大きく下がった（70%台）場合、安全寄りの判断で109↑スタートはありです。また、就寝や出勤などリアル都合で後ろに余裕が無いときの109↑スタートも、当然ありです