おはようございます。たまに早く起きて考えたいもので、本当はもっと早く起きていたんですが、この時間になりました。
我が家には『重要書類の棚』と呼ばれる棚がありまして、もっぱら妻が管轄するエリアなもので、余りかき回しても行けないなと思って、普段はめったに見ないのですが、今朝は特別、生保の証書を引っ張り出して見て、いったい入院するといくらぐらい日額貰えるのかとか、掛け金は生活を圧迫していかないかとか、積立金は残りいくらあるのかとか、片足ずつか、両足同時か、片足ずつなら時間は倍かかってしまうのかとか、別々にやる場合は、どれぐらいのスパンが必要で、全身麻酔はどれぐらいのブレインダメージを及ぼす可能性があるのか、果たして手術の後、どれぐらい手術ブルーが襲ってくるのか、それから立ち上がるのは大変なのか、簡単なのか、秘策やメンタルケアはあるのか、人生のヤバさとしては今、どのあたりのヤバさなのだろうか、揶揄われているのか、励まされているのか、乗り越えるべきか、避けて通るべきか、家族は大切か、息子は可愛いか、人生は楽しいか、これからも期待していいか、太陽は明るいか、月は綺麗か、森には木漏れ日があふれ、鳥の鳴き声が満ち、恋人たちは手をつないで、永遠の愛を誓いあうか、総じて世界は平和か。
ならばよし。
まだ妻には言ってないのですが、手術することにします。昨日30分ぐらい散歩したのですが、なぜか調子が悪く、ヒザ痛がまた再発して、気分がへこみ、息子にも気を遣わせる始末。これは私の理想の父親像ではない。安心しろ、私の理想とする父親像は、家庭を顧みず、わき目も降らず仕事をする父親像ではないから。それよりも、うち、何やって生計立ててんだろう? と息子が不思議がるぐらいの方がいい。
とにかく、こんな膝では、ドライバーはおろか、他の仕事もつけない。歩行30分が限界なんて。途中、犬を散歩させる老人とすれ違ったのですが、老人は歩道橋を駆け降りる事が出来、私は駆け上がる事が出来ない。この時、あぁ、これはもたもたしても仕方がない、と気付きました。
手術したところで、完全復活には3か月は見てほしいと医者に言われたので、私は最長2か月と決め、手術に踏み切る事にします。
人生に新しい波が立ったみたいで、割り切ればワクワクしてくるのが不思議。
古村比呂さんががん再再発の会見をしておられます。怖さがこみあげてきたと。勇気があるなと思いました。 どれだけの人間をはげませるか、公人って、大竹まことさんもおっしゃってたけど、こういう勇気を示すのも、公人の務めなのかな、大変だな、でも、有意義でもあるな、と思いました。
52歳という事で、比較しては失礼だけど、私などただ優しい妻と息子に甘え腐っているだけじゃないかと、反省しました。
激寒寒波がやってきているらしいです。日本海側にお住みの皆様、我が郷里京都府北部のみなさま、十分注意してお出かけください。でも、特別用事がなければ、私同様、ゆっくりしてください。 あ、私は今日は、膠原病の検査で大学病院に行きます。
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