[モスクワ 4日 ロイター] フィッチ・レーティングスは4日、ロシアの外貨建ておよび自国通貨建ての長期発行体デフォルト格付(IDR)を「BBB+」から「BBB」に引き下げた。商品価格の下落や資本流出、外貨準備の減少などを挙げて、長期格付けの見通しは、さらに下げる可能性がある「ネガティブ」とした。
格下げは10年前の金融危機以来で、12月の米スタンダード&プアーズ(S&P)に続き2社目となる。
フィッチの格下げが伝わるとユーロは対ドルで下落。1.29ドルを割り込んだ。
フィッチのソブリンチームのエマージング欧州部門責任者、エドワード・パーカー氏は「格下げは、商品価格の下落、国際資本市場でロシアの銀行や企業が債務の借り換えが困難になっていること、必要なマクロ政策調整がしにくい状況がもたらすマイナス影響が反映されている」と指摘。
ルーブル下落に歯止めをかけるための介入などによる外貨準備の減少、大規模な資本流出にも懸念を示した。
格下げは10年前の金融危機以来で、12月の米スタンダード&プアーズ(S&P)に続き2社目となる。
フィッチの格下げが伝わるとユーロは対ドルで下落。1.29ドルを割り込んだ。
フィッチのソブリンチームのエマージング欧州部門責任者、エドワード・パーカー氏は「格下げは、商品価格の下落、国際資本市場でロシアの銀行や企業が債務の借り換えが困難になっていること、必要なマクロ政策調整がしにくい状況がもたらすマイナス影響が反映されている」と指摘。
ルーブル下落に歯止めをかけるための介入などによる外貨準備の減少、大規模な資本流出にも懸念を示した。
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