前日の米国株式相場は大幅安。欧州情勢が悪化するなか、米国の財政赤字削減協議が難航していることを受けて売りが膨らんだ。NYダウは一時300ドル超下落し、11500ドルを割り込む場面もみられた。CME日経平均先物の清算値は、大証日中終値に比べ95円安の8265円で引けた。東京市場は、外部環境の悪化で下値模索の展開が予想され、日経平均が3月15日の東日本大震災直後につけたザラ場ベースの安値8227円を割り込むと、先物主導で下げが加速しそうだ。
外資系9社の寄り付き前注文動向
売り1910万株 買い770万株 差し引き 1140万株の大幅売り越し
2営業日連続の売り越し 金額ベースも売り越し 米国系欧州系ともに売り越し
セクター別
売りは機械・小売り・銀行・証券・食品など
買いは自動車・商社など
売り買い交錯は電機・通信・薬品・鉄鋼など