ファーストリ、ソフトバンクの2社で日経平均を35円程度押し下げている

ファーストリ、ソフトバンクの2社で日経平均を35円程度押し下げている

公益関連銘柄

電力、鉄道など公益関連銘柄で安値更新が相次いでいる。東京電力と相鉄がきょうに
も公募増資の発行価格が決定するが、これを引き下げたい向きが売りを浴びせているよ
うだ。東京電力、相鉄ともに商いを伴って下落し、年初来安値を更新。ファイナンス懸
念から他の公益株にも売りが波及している。また、あす公募増資の受渡日を迎えるマネ
ックスも需給悪化への懸念から売りに押され、安値更新している。

外国人動向

外資系10社の寄り付き前注文動向は、売り1670万株、買い 1880万株、差し引き210万株の買い越し。4営業日連続の買い越しで、金額ベースも買い越し観測。セクター別では、建設、小売りなど内需関連に買いが入っているもよう。日銀の包括的金融緩和以降、円高進行もあいまって内需関連が物色されているが、きょうもその流れが続きそうだ。