G20が閉幕しましたね。
面白いのが日米の言い分の違い
麻生財務相
「最近の為替の無秩序な動きには介入を辞さない」
「インフレターゲット達成のためには緩和できる」
「為替市場の動きが急すぎる点についてはルー米財務長官と意見が一致した」
ルー米財務長官
「為替で全体でみると確かに円高は進んだが、特に無秩序な動きではない」
「日本は通貨の競争的切り下げは回避すべき」
米財務省
「G7、G20の為替に関するコミットメントを全ての国が順守することが重要との認識で一致した」
食い違い過ぎる!麻生財務相 「米財務長官と意見が一致した」ってどういう認識?
黒田日銀総裁
「金融政策は物価の安定を実現するとの国内の政策目的のため」
「マイナス金利政策を含めて各国の金融政策運営が制約されることはない」
「為替市場を含め、市場を十分注視し、2%の物価目標達成にマイナスになることがあればちゅうちょなく追加的な措置を取る」
いつもながら黒田発言は噛み合っていないですね
英国が伝えた報道が第三者的で的確ではないでしょうか?
英フィナンシャル・タイムズ紙は麻生財務相がルー長官から「円安誘導は駄目」とクギを刺されたと解説した。
実際、ルー長官は会見で「日本と中国はともに構造改革を進めるのが重要」と強調した。
話は変わりますが、北朝鮮や中国の国民は事実を知らされていないとかよく言われますが・・・
日本もまったく一緒ですよ 事実は隠ぺいされています 。
まあ緩和があっても期待できるのは「短期的な株価上昇」「短期的な円安」
実際にアベノミクスの効果は「人工的な株価バブル」「自民党の議席が増えた」 という国民にとってはマイナスなことばかり。
金融緩和でインフレターゲットは達成されていない 貿易収支の赤字は拡大。
賃金増えず負担が増えるというマイナス要素ばかり。という意見が増えてきています。(やっと気づいたか)
市場原理に逆らった無理な上昇には それ相応の下落があって当然。
異常な円安が進んだ後はぶり返しがきつくなるのも当然です。