八八すぃ~のブログ

八八すぃ~の、八八すぃ~による、八八すぃ~のための、つれづれなる日記。

言の葉

2012年03月04日 21時37分59秒 | 
一歩踏み出すのが億劫で
気付けばいつも最終便

考えてないわけじゃないけれど
考え過ぎて分からなくなる

答えなんて誰も教えてはくれないから
逃げ出したくなるけれど
逃げ出すことすら不器用だ

夕焼け空に羽ばたく二羽の鳥
ただただ自由に思えた

風が頬を撫でてゆく
空はこんなにも広いのに

何に怯えているんだろう?
何を恐れているんだろう?

迫りくるそれはただ僕の心像
それを遮るはただ君の言の葉

大切なもの
あまりあるほど手にしている
大切なもの
十分過ぎるほど包んでくれる

分からなくとも
いつものように信じてくれる

だからきっとまだ進んでゆける
この先もまだずっと

七色

2011年09月12日 20時23分40秒 | 
いつもと同じ時間に起きて

いつもと同じように歯をみがく

いつもと同じ時間に顔を洗って

いつもと同じように朝食を食べる

いつもと同じ時間に身支度をして

いつもと同じようにトイレに入る


しっかりと玄関の鍵を確認したら


日傘をさして この道を歩く

陽の光がまぶしい日も 雨つぶがはねる日も

同じ時間に歩いていって

いつもの公園の時計は2の少し前をさしている


そうして今日も角を曲がって

一歩一歩 歩いていく

ふと上を見上げたら

今日は七色に光っていたんだ

きらきらと1本1本が反射して


あぁ どうしてこんなに美しい


僕しか知らない この景色

僕しか知らない この思い


同じような毎日も実は少し違ってる



公園のベンチ

2011年05月25日 14時33分12秒 | 
この世界を変えてみたくて 逃げだした夜の歩道橋
誰もいない公園のベンチで 空見上げても 星がうまく見えなくて

どれだけ理想をならべたら うまくいくのだろう
どれだけ遠くへ逃げてしまえば 全て忘れられるのだろう

誰も教えてはくれなかった

あれから何が変わったのかな
小さなベンチに腰掛けて 同じように空を見上げた
あの頃の想い出よみがえるように 一つ一つ星を数えた

叶わなかった望みも みえすいた嘘も
今につながっているんだと またあの時のように星がこぼれた

変わったものがあるのならば 一体何なのだろう
変わらないものがあるのならば 一体何なのだろう

一人じゃ何も分からない

こぼれ落ちた光のように また夏が終わる
風にふかれて終わっていく

もう一度灯をともそう
何度でも何度でも 夏が終わってしまう前に
もう一度灯をともそう

また夏が終わるなら それでも もう一度灯をともそう
何度でも何度でも

そうして朝を待とう あの日の夜のように

そうして朝を待とう

歯ブラシ

2011年05月21日 19時42分28秒 | 
2両目の車窓に夕闇に染まる町が流れてく

鮮やかでもないその青色が妙に心をとかしていく

一番星は出ているだろうか
風が運んでくれただろうか

流れる景色に音楽が混じって
夢で見た柔らかな君を思いだした
別れの時を思い出して何も出来なかったあの日をまた悔やんだ
もう一度あの時に戻れたら
君はまた僕の側にいて僕は君を守ることが出来ただろうか
今さら何も出来ないけれど君にしてあげたかったことばかり浮かんでくるんだ

君は一番星を見つけてる?
僕よりもきっと近い場所で風にゆられているといい

車窓に街の明かりが写って
一瞬の夕闇は夜を導いて消えていった

僕の想いは消えることなく
明日を待つわけでもなく
過去にさえきっと戻らない

風を感じて君を感じて
ホームにまた一歩踏み出した

人の波に遮られないように
君を忘れないように
もう一度夜空を見上げよう
そこに星が見えなくても


無限大

2011年05月17日 20時45分31秒 | 
きっと誰もが自分の道を探してる
それがどこにあるのかも知らないで生きていく悲しみも喜びも
僕は感じとることなんてできないだろう
夜風が吹いたら空に月を浮かべて小さく小さくうなづいた
誰が気づくだろう
誰が知っているだろう
きっと誰も気づきはしないさ
星達が小さな声で歌っていることも
宇宙の空高く連なっていることも
ほらまた電車が動き出す
そこにある何も誰も気付きもせずに
小さな小さな宝石もきっと誰も気付きはしない
丸みをおびて鈍く光って連なって連なって連なって雫を落としているにもかかわらず
君は何を見た
何を見逃したんだろう
神秘なる可能性無限大?
広がっていくように爆発してまた降り出しにもどる
一をたして始まって広がって広がっていくようにまた雫が一つ弾けた
君は気づいているだろうか


色手紙

2010年08月21日 16時38分40秒 | 
何を想っているのだろう 何が見えているのだろう 何を感じているのだろう

君に伝えたいことがたくさんあるのに
伝えることが出来なくて 一つずつきれいに折りたたんでは
この胸の小さなポケットにしまってある

一つ一つと増えていって
今では君に届けるには多すぎる
君に伝えたいはずなのに

この夕日の色も 夏の終わりのさびしさも
一つ一つ色づいてポケットの中にあふれている

たくさんの色が混ざり合っている僕の景色(こころ)
君に届けられる日を待っている

今日の空の色も 風の匂いも
一つ一つ色づいてポケットの中にあふれている

ふくらんではじけたら あふれだして
君のもとへ届くのだろうか 伝わるのだろうか

君に伝えたいことがたくさんあるのに
伝えることが出来なくて 一つずつきれいに折りたたんでは

今日もまたいつものように


ペテン師

2010年07月13日 22時31分13秒 | 
笑顔かわいいと思えたのはほんの3秒

ほら今ではその笑顔気持ち悪い

なぜだなぜだなぜだ?

なぜだなぜだなぜだ?

自らに問いかけた

答えはなんとなく僕の中にあるもの

なんとなくだけど感じるもの

ただただただそう僕は嫌いなんだ

ゴミのような優しい言葉

たまに見える本当の表情

それが僕には見えるんだよ見える気がするんだよ

分からないふりをしているけれど

きっと深い関係にはなれそうもない

バランスで出来ている僕のすべて

バランス感覚がくるいそうになる

どうして片方をそう大切に見せようとする?

どうして?どうして?どうして?

ただただただそう僕は嫌いなんだ

ゴミのような優しい言葉

たまに見える本当の表情

それが僕には見えるんだよ見える気がするんだよ

そうだから僕だって

きっと気付いているから

どうやったって好きになれそうもない

好きになりたくはない

ただただただそう僕は嫌いなんだ

そうして僕はほら

同じように笑うんだ

心の中で感じてるもの

きっと感じてるもの

見せないように

ほら同じように笑うんだ




メロディアス

2010年05月07日 23時58分19秒 | 
君の存在なんて誰かが生きられないほど
大きなものなんかじゃないのかも知れない

だけど多分
君が微笑むように
君に微笑むように
繋がって僕らはこうして生きている

メロディアスな歌見つけよう君の側で
時に迷ったりもするけど確かなこと
分からないまま進んで行くからこそ
道端に咲く花にも微笑めるんだ

分からないでいいよ
戸惑ったっていいよ
いつも君の隣で笑ってるから


忙しすぎて疲れていることでさえ
分からなくなっている君がいるのなら

少し休もう
鳥が微笑むように
空が歌うように
ゆっくりとこうして時は流れてる

メロディアスな空見つけよう君と共に
ここに描いている気持ちは確かなこと
分からないまま進んで行くからこそ
君が歌うメロディが響いているんだ

ゆっくりだっていいよ
急ぎ足だっていい
目指す場所は人それぞれ違っているから

Ah~Ah~
メロディアス
メロディアスな空
メロディアス
メロディアスな君

遅刻歌

2009年11月18日 01時06分41秒 | 
遅刻遅刻遅刻遅刻!
CHIKOKU CHIKOKU CHIKOKU CHIKOKU!
あせるあせるあせるあせる;

時間よ止まれー!
間に合わないよー!
早く進んでー!!


時計の針はとうに進んで ギリギリのところを指していた
どうすればいいとかそんなことを考えてる暇もない 大急ぎだ!

走れ走れ走れ走る!
かけろかけろかけろかける!
いそげいそげいそげいそぐ!

間にあってくれー!
どおしてもー!
間にあってくれー!


こんな時とばかりに 神様に頼んでみる
いいとか悪いとかそんなことを考えている余裕もない 必死なんです!

ひどい姿だと思う!
ひどい表情だと思う!
だけどそれより大事だよ!

時間よ止まれー!
間に合わないよー!
早く進んでー!!


あと何分!
あと何秒!
時計がこわい!!


早く早く早く行け!
絶対きっと間に合う!
だけど不安になるよ!

ケド

間に合わせるんだー!
気合でやるんだー!
とにかく進めー!

時間よ止まれー!
間に合わないよー!
早く進んでー!!

遅刻遅刻遅刻遅刻!
CHIKOKU CHIKOKU CHIKOKU CHIKOKU!
あせるあせるあせるあせる;

時間よ止まれー!
間に合わないよー!
早く進んでー!!